前回の幼児の英語の話ともう一つ、
私が経験を通して強く実感したことがあります。

それは

「自分の母国語の話し方が
自分の外国語の話し方(相手への聞こえ方)でもある」


ということです。

これまた私が、とある語学関係の会社で
アルバイトをしていたころにさかのぼる話になります。

そこは英語学校の運営と
自社開発の英語教育教材を販売する会社で
仕事がら、外国人の社員も多いところでした。

私はこの会社でデータ入力などのアルバイトをしていたのですが
そこにとても印象的な、アメリカ人の女性上司がいました。

ここでは仮に彼女の名をサラとしておきます。

サラはすでに40代後半くらいの大人の女性で
目をつぶっていると日本人が話しているのかと思うほど
完璧な、美しい日本語を話す人で
私も密かに
「いつかあんな風になれたらなあ・・・」と憧れていた女性でした。

サラの話し方は一種独特で、
とても静かで落ち着いており、声も大きくはないけれど
彼女が話し出すと、周りが思わずシンとなって
皆が彼女の話に耳を傾けるような、すごく不思議な魅力を持った人でした。

彼女は私を含め、日本人スタッフとは日本語でやりとりをする人だったので
しばらくの間、私はサラが英語を話すところを見たことがありませんでした。

ところがある時、アメリカ支社との電話会議というのがあって
偶然、サラが支社の人たちと
英語でやりとりをしている様子を見る機会を得たのです。

その時のサラの英語の話し方が、
彼女が日本語を話している様子と全く同じだったので
私はすごくびっくりしてしまいました。

とても静かで淡々と、大きくない声だけれど、丁寧で
思わず皆が手を止めて聞いてしまうような、あの話しぶり。

ただ違うのは彼女の話しているのが日本語ではなく、
英語だということだけでした。

東大生の英語もサラリーマンの英語も弁護士の日本語も皆同じ

それからというもの、私は外国語を話す人を見る機会があると
その人が母国語を話すときと、外国語を話すときとで
違いがあるかどうかを観察するクセがついてしまったのです。

色んな人がいました。

東大生で英語とフランス語を話す人、
日本語を勉強している留学生、
英語で人と話すのが好きなサラリーマンのおじさま、
ラジオDJをしているアメリカ人、パブの主人、
英語学校の先生、アメリカ人弁護士、バックパッカー、旅芸人・・・

いや~、もう本当に、見事なまでに
彼らが話す母国語と外国語は、とてもよく似ていました。

そして多分そのことに、
本人たちは気づいていないのではないかと思います。

そんなところを注意して観察するような変人は
そうそう居ないでしょうから(笑)。

しかもそれらは主に醸し出す雰囲気や人に与える印象、
話す速度や身振り手振りの仕方など、
なかなか自分で意識してコントロールすることが出来ない部分なのです。

ですからそれに気づいてからというもの、
私は自分の日本語もあまり乱れないように注意を払っています。

具体的には

・略語をなるべく使わない
・「ら」抜きをしない、
・「かわいい」とか「コワい」など、便利な言葉をすぐ使わない


などどいったことです。

略語を頻繁に使うことはやはり、大人にはふさわしくないと思いますし
「ら」抜き言葉や「かわいい、コワい」の連発を意識するのは
それそのものが問題というよりも、
あらゆることをそれで済ませることが気にならない感性になってしまうことを
避けたいという想いがあります。

例えば「かわいい」という言葉一つをとっても
cute、pretty、beautiful、lovely、charming、などいくつもの英単語があります。

その時、一番表現にぴったりくる英単語を選ぶためには
日ごろから「かわいい」という簡単な言葉に頼るのをやめて
一番ふさわしい日本語を、意識して選んでいく必要があるように思うのです。

こういったことが私の英語に
どのくらい影響を与えているかは分かりませんが
必ず母国語の話し方は、
自分の話す外国語にも影響をおよぼすことは知っている
ので
なるべくきれいな言葉づかいを心がけているというわけです。

スピードラーニングを私も試してみました

あなたも恐らくCMなどで「聞き流すだけ」でいいと言われても

・本当かな?
・英会話がそんなに簡単なわけがない
・忙しい自分にもできるのかな?
・言ってることがウソだったら嫌だな

という気持ちをもたれているのではないでしょうか?

そんな方のために、私が試聴CDを聞いて感じたこと、この教材が向いている方、向いていない方についてなどの感想をまとめています。よろしかったらどうぞご覧ください。

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