ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)は
政治家であり実業家であり物理学者でもあり
アメリカ合衆国憲法の起草者の一人でもある18世紀のスーパーマンで
今も多くのアメリカ人に敬愛されている「アメリカの父」のような人物です。

アメリカを訪れたことのある方には
100ドル札の肖像画の人」として、
さらに「Time is money.(時は金なり)」も彼の名言としてとても有名ですね。

そんなフランクリンは
あらゆる面での洞察力や観察眼、分析力に優れた人だったようで
人生や人間関係、経済問題、夫婦関係など
あらゆるジャンルの名言を数多く残していることでも知られています。

そこで今日は、そんなベン・フランクリンの数ある名言の中から
特に「人生を変えるヒント」をくれる名言を
英語の原文と共に紹介したいと思います。


1.You may delay, but time will not.
 (君は遅れるかもしれないが、時は決して遅れない。)


これは時間を大切にし、スケジュール手帳を考案した人物とされる
ベン・フランクリンならではの言葉だと思います。

私と同様、耳が痛い人もいるかもしれませんね(^^;)



2.Never leave that till tomorrow which you can do today.
 (今日出来ることを明日に持ち越してはいけない。)


これもまた、多くの人の胸に突き刺さる言葉かもしれません。

学校の宿題、書類のファイリング、仕事の締め切り、領収書の管理、
ダイエットの誓い、節酒の誓い、仕事終わりのジム通い・・・

これがきちんと実行できれば出来れば苦労は少ないんでしょうけどね。



3.Words may show a man’s wit but actions his meaning.
 (言葉はその人物を英知を表すが、行動は彼の真意を表す。)


これは私の友人が“彼の浮気を見抜くコツ”として
ほぼ同じようなことを言ったことがあります(笑)。

「してないよ」「お前だけだよ」「俺を信じないのか?」

だけど怪しい複数回の携帯の着信と、
トイレかどこかで携帯をゴニョゴニョしている様子は変わらない・・・。

彼女は「(彼が)何を言うかより、何をしてるかを見ればほぼ分かる」
とよく申しておりました。

別にベン・フランクリンは
浮気の見抜き方を伝えたかったわけではないと思いますが(笑)
あらゆる場面にあてはまるのはさすがですね。



4.Without continual growth and progress, such words as improvement, achievement, and success have no meaning.
 (継続的な成長と進歩がなければ、改善、達成、成功といった言葉に意味はない。)


どんな物事も「継続」なしには改善も、達成も、成功もしない、
ということで
こんな言葉が18世紀から伝えられたきたということは、裏を返せば

人間にとって物事を継続するというのは大変難しいことだ

という意味でもあると感じます。

分かります、ほんとによく分かります・・・。



5.When you are finished changing, you are finished.
 (君が変化を止めた時、人生も終わりを迎えるだろう。)


この言葉も、変化の激しい時代に生きる私たちには
何か響くものがあるかもしれません。

昔は会社の寿命は30年と言われていました。

それが今は長くて10年

かつての3倍の速さで時代が変化しているんですね。

人は本来の習性として、変化を嫌う気質を持つそうですが
いつまでも変化に抗って、変化を拒んでいると
finished(終わり)だよ

と彼は言っています。

だったら1ミリでも1歩でも、良い方向に変化していきたいものですね。



6.They who can give up essential liberty to obtain a little temporary safety deserve neither liberty nor safety.
(一時の安定のために、かけがえのない自由を諦める者は、自由も安定も得られない。)


deserve は「~を得るに値する」、
この文章では deserve neither A nor B「AもBも得るに値しない」=「得られない」としました。

人間社会で生きていくうえでは、制限せねばならない自由もあるでしょうが、

essential liberty「必要不可欠な自由」
「誰にも明け渡してはいけない自由、手放してはいけない自由」まで捨ててはいけない

・・・響きますね。



7.Tell me and I forget, teach me and I may remember, involve me and I learn.
(告げられたことは忘れる、教わったことは覚える、関わったことは学ぶ。)


これは一度でも「誰かに教える」立場になったことのある方なら
頷かれるんじゃないでしょうか?

また教わる立場の方からしても「そうそうそう」ってなるかもしれませんね。

私も会社員時代に新人さんの指導係を経験したんですが
これ、左から右に行くにつれ、指導する側の度量も必要で難しいというか、手間と時間がかかる。

なので何かを教わる立場になった場合は、
ただ口頭で言われるだけでなく、実際に一緒にやってみようとか、
自分を信じて任せてもらえるというのであれば、
大変だけどもそれは喜ぶべきかもしれません。



8.Many people die at twenty five and aren’t buried until they are seventy five.
(多くの人は25歳で死ぬが、75歳まで埋葬されない。)


「生きている」ということを、どう捉えているか?

あのホストのローランドの年齢についての名言でも
どれだけ生きているかより、どう生きているか」というのがあったので
もしかしたら彼はフランクリンの事を勉強しているかもしれませんね。



9.Keep your eyes wide open before marriage, half shut afterwards.
(結婚前はよく目を見開き、結婚後は半分目をつぶる事。)


これは結婚相手を見定める、また結婚生活を長続きさせるコツとしてとても有名ですが
フランクリンの言葉だったんですね。

結婚前はもちろんですが、個人的には結婚後のアドバイスとして心にとめて置きたいです。

せっかく縁あって結ばれたのに、自分を棚に上げて厳しいことを言ったり、
要求ばかりでは相手も疲れてしまいますよね。

大目にみる、これが出来れば相手も自分もラクになります。



10.Where there’s marriage without love, there will be love without marriage.
(恋のない結婚には、結婚のない恋が生まれるだろう。)


これまた上手い、座布団一枚あげたい(笑)。

結婚生活は良い時ばかりではなく、
条件だけで選んだ人では乗り切れないことも多分、あるから・・・。



11.Security without liberty is called prison.
(自由無き安全を監獄と呼ぶ。)


これは・・・結構グサっとくる人も多いような。

いやベンジャミンさん、そりゃそうだけど(汗)
庶民が安心安全を求めると、どうしても自由は制限されてしまいがちなので
どうにか自由とのバランスを取っていく必要があります。

大富豪が羨ましいのは、まさにこの点で、
安心安全と自由がかなりの確率で両立出来ているからなんですよね。



12.When the well is dry, we know the worth of water.
(井戸が枯れて初めて水の価値を知る。)


いなくなって始めて伴侶のありがたみを知る

長く連れ添った片割れを無くし、目の前が真っ暗になる。

恋人と別れて、独り身の寂しさが身にしみる。

ずっと一緒にいたペットが旅立って立ち直れない。

誰でも生きている限り、この格言がグっとくる時が来ます。

・・・そばに居てくれる存在を大切にしないといけませんね。



13.Fish and visitors smell in three days.
(魚も客も、3日経つと匂いだす。)


訪問客は3日も居られるとうっとうしくなってくる(笑)、
という本音全開のベンジャミンさんです。

まあ一晩は良いでしょう、二晩目もまあ良い、でも三日目となると・・・というのは
日本もアメリカも(というか世界中?)同じなんですね(笑)。



14.you can do anything you set your mind to.
(自分で決意すれば何でも出来る)


やる気が出ない、上手くいかない・・・
そんな時に思い出したいのがこの言葉です。

人間は、自分で本当に心に決めたことは何だって出来る、という力強い格言。

今までの格言からも、ベンジャミンさんはウソをつくタイプには思えません

上手くいかないというその事は、本当にあなたがガッチリ心に誓ったことですか?



15.Genius without education is like silver in the mine.
(教育を受けていない天才は、鉱山に埋もれた銀のようなもの。)


せっかく天賦の才があっても、それを磨く機会がなければ(ふさわしい教育がなければ)
宝の持ち腐れのまま、その才能は埋もれたまま
、ということで
そういえば海外では、ずば抜けた天才には飛び級システムとかありますよね。

日本はどうなんでしょうか。

子供たちに光る才能があったとして、それを見抜く先生とそれを磨くシステムがないと
アインシュタインがフリーターで終わるのでは、あまりにも才能がもったいないですよね
(そういう人は自分で人生を開くのか?そうであってほしい)。


   
   
   



ベンジャミンさんは何か色々賢すぎて、フィクションなんじゃないかと思うほどですが(笑)
彼はどうしてこんなに賢くなったのか?

それについては、こんな言葉を残しています。

All the little money that ever came into my hands was ever laid out in books.
私の手元に来た僅かなお金は、すべて本に費やした。


私もベンジャミン氏のように賢く人生を歩みたい!という方は
まずは読書から始めてみると良さそうですね


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