ホワイトカラー シーズン2 第11話より:

Shaken, not stirred?
ステアではなくシェイクで?


引き続き、ニールの部屋で夜通しで話をしている2人。

ニールはFBIの捜査官たちが、
必ず自分が担当する事件の犯人にニックネームをつけていることを見知っており、
自分のそれは一体何だったのかと、ピーターに訊ねる。

最初は覚えていないとはぐらかすピーターだったが、
聞き出すまで諦めないとねばるニールに根負けし、
債権偽造犯として手配中だった、ニールのニックネームを明かす。

今回のフレーズは、そんな二人の会話で登場します。

James Bonds.
ジェームス・ボンズ。(ピーター)

Would you like another beer?
ビールもう一杯いく?(ニール)

Yeah.
そうだな。(ピーター)

Shaken, not stirred?
ステアではなくシェイクで?(ニール)


というわけで、ニールの当時のニックネームは
bonds「債権」と007のジェームス・ボンドをかけたものだったわけですが、
ヒネリが利いているのは、それに対するニールの受け答えです。

ビールをもらおうというピーターに、

Shaken, not stirred?
ステアではなくシェイクで?(ニール)


と聞いています。

普通ならビールをシェイクするなどあり得ないことですが、
これはマティーニを愛飲するジェームス・ボンドの、有名なセリフにかけた返答になっています。

マティーニの愛好家には、独自の流儀を持っている人が少なくなく、
ジェームス・ボンドもその一人です。

彼の好むマティーニは、マドラーで混ぜて仕上げる stirred ではなく、
絶対的に Shaken であること。

なので、バーでマティーニを注文する時は決まって Shaken, not stirred. と言い添える、
それがボンドの個性というか、特徴のように描かれています。

今回は、自分のあだ名がジェームス・ボンズと聞いたニールが
自分もお返しに(?)007にかけた答えを返す、というシーンでした。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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