ホワイトカラー シーズン3 第6話より:

a silver lining
希望の光


FBIでのピーターとニールの新しい任務は、若干20歳の詐欺師の若者を捕えること。

彼、スコットはとても頭がよく、NY中の金持ちの家からお宝を盗み
それを恵まれない人々や施設に寄付しているのだった。

そしてニールがFBIの仕事についている間、
モジーはニールと二人、別天地での新生活に向けて、着々と準備を進めていた。

今回のフレーズは、Uボートのお宝を売りさばけず、
逃走準備の資金繰りに苦労しているモジーのセリフからです。

ピーターのおかげで不便なのは残念だが・・・というセリフに続きます。

There is a silver lining.
希望もある。(モジー)

Gives us time to perfectly prepare for our escape.
おかげで完璧な逃走計画を準備する時間が出来たから。(モジー)


a silver lining は「希望の光、(逆境の中にある)明るい兆し」ということで
最近では「世界にひとつのプレイブック」という映画の原題(Silver Linings Playbook)にも
出てきました。


世界にひとつのプレイブック
(Silver Linings Playbook)


この原題、パッと見ると「銀の裏地がついた本?なんじゃそりゃ?」と勘違いしそうですが
a silver lining の意味をふまえると
「逆境からの立ち直り方指南書」といった意味になります。

この使い方は元々は

Every cloud has a silver lining.
全ての雲には銀の裏地がついている=逆境の中にも希望はある


というイディオムから来ているとされ、
実際には silver lining は「銀の裏地」というより
「雲の隙間から漏れる光、雲の周囲を縁どる光の輪郭」というイメージだそうです。

私はこの映画を見ていませんが、あらすじを聞くと、なるほどそんな感じの映画ですよね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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