ホワイトカラー シーズン3 第7話より:

put one’s hand in the cookie jar
人目を盗んで、不正に利益を得ようとする


自分はブラウアーを銀行システムに侵入させる手伝いをしただけで、
預金窃盗には関与していないと主張するサリーに対して
さらにピーターとニールが尋問を続けるシーンからです。

Then he cut you out of the robbery.
その後ヤツ(ブラウアー)はあんたを切り捨てたのか。(ニール)

There wasn’t supposed to be a robbery.
あたしは預金を盗む気はなかった。(サリー)

You put your hand in the cookie jar, but you didn’t want a cookie?
君は大金にありつけるところだったのに、金には興味なかっただって?(ピーター)


cut out は「切り捨てる」、
be supposed to~ は「~の予定だった、~することになっていた」、
サリーは wasn’t と否定していますので「盗む気はなかった」となります。

そして put one’s hand in the cookie jar は、
直訳すると「クッキーの入れ物に手を突っ込む=ママの目を盗んでクッキーに手を出す」。

つまり「人目を盗んで、不正に利益を得ようとする」行為を表しています。

ですからここでピーターの言うクッキーとは銀行預金のことであり、
サリーはそれを奪える環境にあったのに、
you didn’t want a cookie? 「クッキー(預金)は欲しくなかったのか?」と聞いているわけですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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