ホワイトカラー シーズン3 第8話より:

You got stones.
度胸がある。


知られてはまずい秘密を知ったジミーを監禁し
亡き者にしようとしているのは、
ジミーの働いていた軍事企業の代表・ヴァン・ホーンだと当たりをつけたピーターは
取調べのためにヴァン・ホーンを召還するが、
彼の顧問弁護士によって拒否権を発動されてしまう。

そしてFBIオフィスの去り際に、
ジョーンズに向かって挑発的な言葉を投げつけるヴァン・ホーン。

それに反応し、ヴァン・ホーンに殴りかかろうとするジョーンズ、
それを静止するピーターと、ヴァン・ホーンのやり取りです。

Come on! Let him go.
(ヴァン・ホーンに掴みかかるジョーンズに)やめろ!彼を放すんだ。(ピーター)

You got stones. I respect that.
度胸があるな。大したもんだ。(ヴァン・ホーン)

You get tired of cheap suits and government wages, you give me a call.
安いスーツと給料にうんざりしたら連絡してこい。(ヴァン・ホーン)

You’re above this.
(怒りをあらわにするジョーンズに)相手にするな。(ピーター)


You got stones の stones は balls、つまり「睾丸・タマ」という意味の俗語で
日本でも「タマがあるならかかって来いよ!」といった挑発言葉がありますが
それと同じ感覚で You got stones 言うと「度胸がある・勇気がある」という意味です。

それと今回は登場しませんが、stones が stoned に変わると

You got stoned.
泥酔した、(クスリなどで)ラリった


という、全く別の表現になり、これは泥酔して目がすわった様子、
もしくは意識が飛んで脱力した、前後不覚な様子を
「石になっちまった」と例えているんだと思います。

そして You’re above this は above「上」という言葉がある通り
「お前の方が(相手より)上なんだ=次元の低い相手に取り合うな」ということで
これも日本語でも同じ感覚で用いられる言葉ですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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