ホワイトカラー シーズン4 第13話より:

on the lam
逃走中


偽造されたタクシー営業ライセンスの事件は、無事に解決し
ニールは再びモジーと共に、エレンが鍵に託した場所を探している。

彼女がその鍵を作ったのは、現役の詐欺師だったニールがピーターに追われていたころで
もうすぐニールは捕まるだろうと予測した彼女は
ニールの父の無実を証明する証拠の隠し場所を、この鍵に託したと思われるのだった。

その場所はこれまではエレンに関係する場所だろうと考えてきた二人だったが
別の可能性にニールが気づくという場面からです。

Had no direct communication.
(当時エレンとは)直接のやり取りはなかった。(ニール)

Well, she was in Witness Protection, and you were on the lam.
だろうな、エレンは証人保護プログラムの対象者で、お前は逃走中だったんだからな。(モジー)

Right. We had no relationship.
そうだ。彼女とは行き来がなかった。(ニール)

And we’ve been trying to find a vantage point that was relevant to her life,
で俺たちはずっとエレンの人生に関わりのある場所を探してただろ、

but she would have been trying to find one that was relevant to mine.
けど彼女はもしかしたら俺に関わりのある場所を選んだのかも。(ニール)


on the lam は「逃走中」ということで
lam という単語には「すばやく逃げる、逃走する」という意味があります。

vantage point 「見晴らしのきく地点、有利な見地、地の利」、
これは大統領暗殺事件をテーマにした同名の映画もあり、
一つの事件を、登場人物各々の立場からの視点(vantage point)から見たストーリーが
展開される内容になっています。


relevant 「適切な、妥当な、関連性のある」。

この後、ニールは確信を持ってある場所を特定するのですが
ちょうど同じ頃、何とピーターもニールを追っていた昔を思い出しながら、その場所に思い当たります。



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