ブレイキング・バッド シーズン4 第5話より:

I’m all for that(it)
大賛成です、同意します


ハンクらへの説明も無事に終え、
ウォルターとスカイラーが晴れて洗車場のオーナーとなる日が来た。

契約書にサインを交わし、正式なオーナーとなった二人は
ここから洗車場を隠れ蓑に、協力し合って資金洗浄を行うことになる。

つにその日を迎え、スカイラーとウォルターが
お互いに隠し事は抜きで頑張ろうと誓い合うシーンからです。

There can’t be any mistakes like before.
もう前みたいな間違いは二度と起こせないわ。(スカイラー)

There has to be complete honesty.
お互い秘密は絶対に無しよ。(スカイラー)

I’m all for that.
大賛成だよ。(ウォルター)

Good.
良かった。(スカイラー)


honesty は「誠実、正直」、complete honesty 「完璧に正直」=秘密は無し、という解釈です。

honesty と言えば、ビリー・ジョエルの名曲を思い出しますが
この曲は、誠実さを求めたい、でもそうすると傷つくよね、という
人が誠実であることは難しいという内容の曲です。


今回のスカイラーも正直でいましょう、とあえて確認するということは
それが簡単ではないことが分かっているからとも言えるわけで
ビリー・ジョエルが70年代に歌ったように honesty であることは
相変わらず難しいのだなと思わされます。

それに対するウォルターの返答は
I’m all for that(it) 「大賛成です、同意します」という意味で
ここはまあ、そう答えるしかないですよね(笑)。

しかし資金洗浄に一枚噛むということは、
スカイラーもここから break bad し始めるということであり
いよいよ夫婦揃って引き返せない道に踏み出します。


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