ザ・メンタリスト シーズン1 第11話より:

drag through the mud
(家名や顔に)泥を塗る、評判を汚す


一か八かでジャレッドの家族に揺さぶりをかけたジェーン。

自分は失職してしまったから、家族の中に居る真犯人をバラされたくなければ
幾らか口止め料を支払って欲しいと、一家にかまをかけたのだ。

ジェーンのこの作戦に、リズボンは半ば諦めモードだったが
ジャレッドの母親がこのエサに食いついて来た。

I confess, I thought it’d be gardner who called me.
白状すると、僕はガードナーが連絡してくると思ってました。(ジェーン)

Gardner? He hasn’t the gumption.
ガードナー? あの子にそんな度胸ないわよ。(ジャレッドの母)

I will not see our family name dragged through the mud again.
私はまた我が家の家名が汚されるのはまっぴら。(ジャレッドの母)

How much do you want to keep quiet?
口止め料は幾ら欲しいの?(ジャレッドの母)


gumption 「度胸、ガッツ、積極性」。

そして drag through the mud は直訳すると「泥の中を引きずられる」、
それが転じて「(家名や顔に)泥を塗る、評判を汚す」となります。

これと似た意味で give a bad name 「汚名を着せる、評判を傷つける」というのもあり
ボンジョヴィの名曲でもお馴染みですね。


このあと、このお母さんの抱える事情が明かされるわけですが
名家の評判を守るのも大変なようで、お金があっても問題が生じるし、
お金がないのも問題だし・・・(笑)、
ほどよいバランスを保って生きるのが賢明で幸せなんでしょうね。



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