ザ・メンタリスト シーズン2 第1話より:

leave someone in the lurch
(困っている人を)見放す、置き去りにする


ジェーンはレッド・ジョンの絡んだ事件となると、暴走がちになることで
CBIの上層部から厳重な注意を受ける。

そしてリズボンのチームはレッド・ジョンの捜査からは手を引くことになり
レッド・ジョン事件の新担当としてボスコという優秀な捜査官が着任する。

リズボンは皆でまた日々の事件を解決しようとチームを元気づけるが
ジェーンはこの展開に納得出来ず、
レッド・ジョンの捜査が出来ないならCBIを辞めると言い出す。

普通の細々とした事件ではやる気が起きないというジェーンにリズボンは腹を立て
それなら結構と彼をチームから外そうとするが・・・。

Boss, no disrespect, but I think we need Jane.
ボス、逆らうわけじゃありませんが、僕らにはジェーンが必要ですよ。(リグズビー)

(中略)

Well, I’m not gonna leave you in the lurch.
あの、僕は別に君たちを見放すつもりはない。(ジェーン)

I’ll do one more case.
あと一件だけ付き合うよ。(ジェーン)

…Do up your seat belt.
・・・シートベルトを締めなさい。(リズボン)


no disrespect, but~ 「逆らうつもりはありませんが、失礼を承知で申し上げますが」。

目上の人に何か進言せねばならないとき、冒頭に付け加えて使える表現です。

そして leave someone in the lurch は「(困っている人を)見放す、置き去りにする」ということで
lurch は「非常な困難、傾き」、さらに「クリベッジ(トランプゲーム)での大敗」を意味する言葉で
つまり「とても厳しい状況」、そういう場所に置き去りにする=見放す、となります。

ジェーンは自分がチームから抜ける事は、
チームを厳しい状況に置き去りにする事だと思っているんですね。

まあ当たっているかもしれませんが、
微妙に鼻持ちならない感じ(笑)がジェーンらしい言い方だと思います。



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