ザ・メンタリスト シーズン2 第11話より:

blow one’s cool
取り乱す、慌てる


新規の複合施設建設現場から、マーサという女性の遺体が見つかった事件は
市長・メルバの元に環境保護団体から建設中止を求める脅迫状が届くという
新たな展開を迎える。

その情報を受け、メルバに事情を聞きに行くリズボンとジェーン。

だがジェーンはいつものごとく率直すぎる物言いでメルバを怒らせ
早々につまみ出されてしまう。

Wilson!
ウィルソン!(メルバ)

I’m not saying you killed her.
僕は君が殺したとは言ってない。(ジェーン)

I’m just saying that you’re relieved that she’s dead.
ただ彼女が死んで君はホッとしたはずだって言ってるんだ。(ジェーン)

These people will be leaving now!
この方たちがお帰りよ!(メルバ)

(中略)

You blew my cool.
僕の邪魔をしたね。(ジェーン)

I swear, sometimes I think you need medication.
私、あなたには治療が必要じゃないかって時々思うんだけど。(リズボン)

It’s like you’ve got ADD or something.
ADDか何かじゃないかしら。(リズボン)


blow one’s cool は「取り乱す、慌てる」という意味で
cool は「平静、落ち着き、図太さ」、これを blow 「吹き飛ばす」=「取り乱す、慌てる」となります。

ただ通常は「取り乱す、慌てる」という意味になる blow one’s cool ですが
このシーンではジェーンが取り乱した様子はなく
字幕でも「僕の邪魔をした」というセリフが当てられています。

ということは、このシーンに限っては
「自分の図太さ、図々しさ(cool)をリズボンが吹き飛ばした」
=「僕の邪魔をした」という解釈になっているんだろうと思います。



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