ザ・メンタリスト シーズン2 第16話より:

irk
(人を)いらいらさせる、うんざりさせる


CDCAのハーケンの捜査方法が無駄に思え、つい口をはさみたがるジェーン。

内心ジェーンの主張はもっともだと思いつつ、
しかし立場上、CDCAに楯突くことはまずいとハラハラするリズボン。

事件解決のためとはいえ、相手かまわず自分の主張を通そうとするジェーンを見かね
リズボンが注意を与えるシーンからです。

Let me explain something to you.
ちょっと説明しておくわね。(リズボン)

This is politics.
これは政治が絡むことなの。(リズボン)

The CDCA is rich, mean and well connected.
CDCAはいわば金持ちで意地悪、その上コネもある子。(リズボン)

The CBI in comparison are like poor orphans.
それに比べてCBIは貧しい孤児みたいなもんなの。(リズボン)

We can’t make enemies out of them.
彼らは敵に回せない相手よ。(リズボン)

We need to cooperate with this man.
協力し合う必要がある。(リズボン)

He irks me.
イラつく奴だ。(ジェーン)

Say it, I understand.
分かった、って言ってちょうだい。(リズボン)


in comparison 「比べてみると」。

cooperate with 「協力する、助け合う」。

そして irk は「(人を)いらいらさせる、うんざりさせる」。

「いらいらさせる」と言えば思い浮かぶのが irritate ですが、
感覚的に irk は irritate に比べるとマイルドな苛立ち、bug とか bother とほぼ同義で
ジェーンは「いらつく」を irk と表現していますが
実際あまりこの表現は一般的ではないようです。

大して irritate は本気モード、場合によっては相手を激昂させるような苛立ちを示しますので
自分が普段口にするとすれば、よっぽどでない限り、bug や bother が無難と言えそうです。

irritate でいつも私が思い出すのは、語学学校に居たドイツ人の子で
どうも欧州では未だドイツ人に対して、ヒトラーを引き合いにからかう事があるようで
フランス、イタリア、ベルギーのクラスメートたちにいじられたドイツの子が
うんざりした顔で You irritate me… とつぶやいた場面です。

それがカッカして怒ってるというより、半ば諦めたような静かなトーンだったので
もしかして、こんな目に遭っているのは初めてではないのかな・・・と思いました。

こちらは部外者の東洋人、かつ英語も怪しげなレベルでしたので
実際彼らがどういう立ち位置でヒトラーをネタにしてるのか理解できませんでしたが
ドイツの子が本当に嫌がっているのは分かったので、複雑な気持ちがしました。

ただし決して一方的な意地悪というわけではなく
その子とクラスメートとの間にそれなりの経緯があった末の出来事でしたが
とにかくその場面が自分でもかなり印象的だったようで、未だに irritate と聞くと
あの時のドイツの子を思い出してしまいます。

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