ザ・メンタリスト シーズン2 第17話より:

set the tone
特定の雰囲気を作る、(組織の)意思統一を試みる


新しく赴任した女性上司・ハイタワーの任務はCBIの社会的地位向上であり、
そのためにチーム内でも検挙率の高いジェーンを重視する姿勢を見せている。

個別面談でリズボンにその旨を告げたハイタワーだったが
ジェーンにも直接その事を伝え、彼の問題行動を抑え込もうと試みる。

I’m having a private word with everyone here to kind of, set the tone.
今みんなと個別面談をしてるのよ、共通の意識を持ってもらうために。(ハイタワー)

Cool. It’s an excellent practice.
素晴らしい。良い事だ。(ジェーン)

(中略)

You’re golden.
あなたは大事な宝。(ハイタワー)

You’re safe for anything short of murder.
殺人以外は大目に見る。(ハイタワー)

Lisbon, no. You mess up, she’s out of here.
リズボンは違う。 あなたが問題を起こしたら彼女はクビよ。(ハイタワー)

(中略)

I look forward to working with you.
これからを楽しみにしてるわ。(ハイタワー)

Likewise.
僕もだ。(ジェーン)


have a private word 「内々で話をする、個別面談」。

そして set the tone は「特定の雰囲気を作る、(組織の)意思統一を試みる」、
これは tone 「調子、色調、音色」を set 「配置する、固定する、課する」ですから
全体の雰囲気を整える、合わせるといった意味になります。

ここではハイタワーが自分の理想とする新しい体制について
CBIのチーム全員に共通認識を持たせるという意味で使われています。

anything short of~ は「~以外なら何でも」という意味で
これは nothing short of~「~以外の何物でもない、~に他ならない」の変形だと思います。

likewise 「こちらこそ、私も同様です」



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