ザ・メンタリスト シーズン3 第9話より:

take with a grain of salt
(お世辞、人の話を)控えめに受け取る、懐疑的に受け止める


小さな街で3人の遺体が見つかり、捜査に赴いたリズボンとジェーン。

三人三様のやり方で命を奪われ、不思議な配置で現場に置かれた被害者たちを見て
ジェーンはなぜか胸騒ぎを覚える。

被害者の一人はキーリーという名の若い女性で
近々この街の保安官と結婚の予定があったといい
現場で婚約者の遺体を目にした彼は、犯人を殺してやると激しく嘆き悲しむ。

そんな彼をどうにか鎮めようとリズボンが苦心する横で、復讐は悪くないと言うジェーン。

現場からの帰り道、リズボンはジェーンの発言を諫めるが
その決心が揺らぐ気配は無さそうであった。

When the day comes, when we find Red John,
その時が来て、レッド・ジョンを見つけたら、(リズボン)

I’m gonna be there to stop you from doing anything foolish.
私はあなたにバカな真似はさせない。(リズボン)

We’re gonna put him in front of a judge and a jury.
彼に司法の裁きを受けさせる。(リズボン)

You really believe that?
本気で司法を信じてるの?(ジェーン)

Yes, I do.
そうよ。(リズボン)

Really? I just assumed you took that stuff with a grain of salt.
本当に? 君は司法制度に懐疑的なのかと思ってた。(ジェーン)

Well, you assumed wrong. No salt.
それはあなたの勘違い。信じてるわ。(リズボン)

…You know the reality will be different.
・・・君だって現実は違うと知ってるはずだ。(ジェーン)

Red John is mine, and I’m gonna exact my revenge on him.
レッド・ジョンは僕のものだ、必ず復讐してやる。(ジェーン)

I think, when the time comes, you’ll see that violence is not the answer.
私が思うに、その時が来たら、あなたにも暴力は答えでは無いときっと分かる。(リズボン)


take with a grain of salt は直訳すると「ひと粒の塩を加えて受ける」、
それが転じて「(お世辞、人の話を)控えめに受け取る、懐疑的に受け止める」となります。

お世辞や耳に心地よい話は甘く響くけれど、
そこにひと粒の塩(懐疑心)を加えて受け止める=妄信しない。

salt には「皮肉、辛辣」といった意味もありますので、
そういうものを付け加えて話を聞くというわけです。

そうすると次のリズボンのセリフ No salt は
「塩(懐疑心)は無し」=「信じている」という意味だとスッと入ってきますね。

「その考えは駄目、間違っている」をソフトに伝えるこの一言

また慣用句ではありませんが、私はリズボンの最後のセリフ

~is not the answer
~は答えではない


という表現はとても良いなと思いました。

「駄目、間違っている」ではなく「それは答えではない」というのは
あなたの考えは正しくない、違うという否定の意味ではありますが、
言われる側をあまり追い詰めず、反発を呼ばない上手な伝え方だなと思います。

リズボンは法を守る立場の人ですから、ジェーンの考えを認めるわけにはいきませんが
心情的には理解できるのか、諫め方もソフトで思いやりを感じますね。

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