ゴシップガール シーズン2 第20話より:

touch-and-go
きわどい状況、一触即発の


明日はジェニーの16歳の誕生日。

ルーファスは長男のダンもイェール合格が決まり、
娘も無事に16歳を迎えられた幸せをしみじみ噛みしめている。

特にジェニーはグレかけた時期もあり
ルーファスとダンは苦労をしたため、彼女の16歳の誕生日は感慨深いのだった。

Everything’s working out.
全て順調だな。(ルーファス)

You’re in Yale and Jenny might actually make it to 16.
お前はイェール合格が決まって、ジェニーは無事に16歳だ。(ルーファス)

That was a little touch-and-go there for a while.
多少きわどい場面はあったけどね。(ダン)

Yes, but I still have 24 hours to mess up.
まあね、でもまだ16歳まで24時間あるから油断は禁物。(ジェニー)


touch-and-go は「きわどい状況、一触即発の」。

一説にはその昔、複数の乗り合い馬車が接触ギリギリの近さで競い合い
一人でも多くの乗客を自分の馬車に乗せようと狭い道をひしめきあって
一歩間違えば事故が起きそうな様子から来たと言われています。

また飛行機が何らかの理由で着陸やり直しをする事も touch-and-go と言い
これは一旦着陸態勢に入った飛行機(まもなく滑走路に車輪が touch しそう)が
もう一度高度を上げて飛び立ち( go )仕切り直し、という状況を表しています。

mess up「しくじる、混乱、台無しにする」。

I still have 24 hours to mess up(まだ何かをやらかす猶予が24時間あるよ)
=「まだ油断は禁物」。

アメリカでは女の子にとって16歳が一区切り、
大人の女性の階段を登り始める歳として、盛大なお祝いをする習慣があるそうですが
果たしてジェニーは平穏無事に16歳を迎えられるのでしょうか?



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