ゴシップガール シーズン2 第25話より:

to the bone
骨の髄まで、徹底的に、芯まで


セリーナが自身のあだ名に腹を立て、ゴシップガールの正体を暴くと言い出すと
早速のその事がゴシップガールに伝わってしまう。

そして報復として、これまであえて伏せていた彼らに関わるゴシップを
「爆弾」と称して暴露し始める。

それはブレアやチャック、ネイトやダン、ジェニーまで
全ての人々が当事者以外知らない内容ばかりで、
いきなり身内や友人の別の顔を知らされた同士で諍いが始まってしまう。

更にブレアの怒りの矛先がセリーナに向かい出す。

She’s trying to create a divide between us.
向こうは私たちの仲を裂こうとしてるのよ。(セリーナ)

This is exactly what she wants. We can’t let that happen.
これこそ向こうの思う壺じゃない。 乗っちゃ駄目。(セリーナ)

(中略)

She declared war on gossip girl.
セリーナが宣戦布告したんだから。(ブレア)

You brought this on us.
全部セリーナのせいよ。(ブレア)

That’s… that’s not fair.
それは・・・それはフェアじゃないよ。(ダン)

Serena was just trying to help everybody.
セリーナは皆を助けようとしただけだ。(ダン)

(中略)

You pretend not to be like us, but you are, to the bone.
自分は私たちと違うってフリしてるけど、あんたも骨の髄まで同類よ。(ブレア)


divide「分ける、分割する、仲たがいさせる」。

We can’t let that happen(その事[仲たがい]を起こしてはいけない)=「(策略に)乗っちゃ駄目」。

declare on「(誰か、何かに対し)~を宣言する」。

ここでは She declared war on gossip girl(彼女がゴシップガールに宣戦布告した)。

空港の税関での決まり文句、
Do you have anything to declare?「申告するものはありますか?」の declare ですね。

pretend~「~のふりをする、~を装う」。

そして to the bone は直訳すると「骨まで」、
イメージそのままに「骨の髄まで、徹底的に、芯まで」となります。

これがシーズン2最終回ということで、ゴシップてんこ盛り、
はちゃめちゃの騒ぎが起こっております。



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