ゴシップガール シーズン2 第25話より:

it’s safe to say ~
~と言っても差し支えない、~と言っても過言ではない


高校の卒業式が終わって一週間、ダンはヴァネッサとカフェで物思いにふけっている。

一体どうしたのかと問うヴァネッサに、
ダンは早くも高校生活が懐かしくなったと言うのだった。

Humphrey, where’s your mind?
ダン、どうしたの?(ヴァネッサ)

I know it sounds crazy, but I actually… I kind of miss high school.
バカみたいだろうけど、高校生活が恋しくて。(ダン)

(中略)

Wow. You miss Chuck Bass.
へえ。チャックすら恋しいわけか。(ヴァネッサ)

Well, not as much as you probably miss Chuck Bass.
まあ、君ほどじゃないかもしれないけど。(ダン)

But yeah, I think it’s safe to say that the nostalgia’s officially begun.
けどそうだね、懐かしいって言っても過言じゃないよ。(ダン)


where’s your mind?(あなたの心はどこ?)=「どうしたの?」。

it sounds~「~のように聞こえる」。

ここでは it sounds crazy「頭がおかしいように聞こえる」と言っていますが
他にも good「良い」、great「すごい・素晴らしい」、
natural「自然」、familiar「知っている、慣れている」など
様々な形容詞を入れ替えて使われます。

kind of~「どうも~みたいだ、~のような感じ、ある意味~」、
I kind of miss high school(どうも高校が恋しいような感じ)。

はっきりと miss「恋しい」とは言い切れなず、
何となく恋しいような、そうでもないような・・・という、
どっちつかずの気持ちを表す時に、よく使われる気がします。

そして it’s safe to say ~ は直訳すると「~と言っても安全、大丈夫」、
それが転じて「~と言っても差し支えない、~と言っても過言ではない」となります。

nostalgia 「(過去を)懐かしむ気持ち、懐古の念、ノスタルジア」。

学校を卒業して次に進学するまでの間は、ぽっかり空いた休憩時間という感じで
とても気楽で楽しかったです。

この束の間の、若くて元気で先の希望に満ちていて何も予定のない時間、
今振り返ると何と贅沢な時間だったかと、私も懐かしくなってきました(笑)。



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