ザ・メンタリスト シーズン5 第7話より:

holed up
引きこもる、身をひそめる


テレビレポーターのキャシーの運転する車が、海岸沿いの崖から転落する事故が起き、
彼女が亡くなってしまった事で、CBIが捜査に入る。

ジェーンはこのところ、レッドジョンに通じる手がかりであったローレライが
FBIの手に渡ったことで、彼女を取り戻す方法ばかり考えていて、
どうも通常の捜査に身が入らない。

現場は一見、運転ミスによる死亡事故と思われたが
リズボンに無理やり連れて来られたジェーンは、すぐにこれは殺人事件だと見抜き
サッサと帰ろうとする。

I don’t know why you brought me out here.
何で僕をこんなところに連れてきたんだい。(ジェーン)

It’s good to get out in the sunshine and the fresh air.
日光と新鮮な空気は気持ちが良いでしょう。(リズボン)

You’ve been holed up for weeks obsessing over Lorelei Martins.
あなたはこのごろローレライの一件で、何週間も閉じこもりっきり。(リズボン)

It’s unhealthy.
不健康よ。(ジェーン)

Lorelei Martins is the closest we’ve ever gotten to Red John.
彼女はレッドジョンに一番近い関係者だ。(ジェーン)

It doesn’t bother you that the FBI just took her away from us?
その彼女をFBIに取られて悔しくないのか?(ジェーン)

Of course it bothers me, but there’s nothing I can do about it.
もちろん悔しいけど、どうしようもない。(ジェーン)


holed up は「引きこもる、身をひそめる」。

イメージは hole「穴」にすっぽり収まって出て来ない、
up は「物事の完成・完了、仕上がり」を意味するので、穴にこもって完結する、
「閉じこもって表に出て来ない」=「引きこもる、身をひそめる」となります。

bother「悩ませる、邪魔をする、迷惑をかける」。

ジェーンは It doesn’t bother you that~?(その事は君を悩ませないのか?)、
it「その事」とはローレライをFBIに取られた事であり、それに対しリズボンは
it bothers me(その事は私を悩ませる)と答えています。

ここでの bother は、思考を邪魔する、平静な心を保つ邪魔をする、という感じで
なぜ心に邪魔が入るかと言えば、FBIに彼女を取られた悔しさが消えないためなので
字幕では「悔しくないのか?」「悔しい」と訳されていると思います。

そういえば少し前に、ジェーン役のサイモン・ベイカーが
ロンジンのアンバサダーとして来日していたようで、
北島三郎さん、武豊さんと並んで、府中競馬場でジェーン・スマイルを見せていました。


どこかシュールなサブちゃん&武豊氏との3ショットは、ちょうど4:00くらいから見られます。

その姿がまるっきりジェーンのような、白シャツにネイビーのスーツだったので
ジャパニーズ・スーパースターのサブローが何者かに誘拐され・・・みたいな
日本が舞台のエピソード撮影のようです(笑)。


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