モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン1 第2話より:

worm one’s way into~
~にこっそり入り込む


ヘイリーはNY交響楽団の控室で、
憧れの一流オーボエ奏者・ラトリッジを見かけて大興奮、
自分が本当に別世界に来たことを実感する。

そして早速彼女に挨拶をするが、思わぬ言葉をぶつけられてしまう。

I just wanted to say it is such an honor to get to play with you.
あなたとご一緒出来るなんて、とても光栄です。(ヘイリー)

Oh, yes, Hailey Rutledge. Now I remember.
あら、あなたね、ヘイリー・ラトリッジ。聞いてるわ。(クラグデール)

You’re the completely inexperienced girl,
まったく未熟な女の子が(クラグデール)

who fucked our new conductor in order to worm her way into the oboe section,
楽団に入り込むために、新任の指揮者と寝たんですってね、(クラグデール)

past hundreds of far more qualified musicians.
数多の実力者を押しのけて。(クラグデール)

I did not sleep with the conductor.
そんな事してません。(ヘイリー)

Oh, darling, please. I had tits once.
あらトボけないで。 私だって昔はいいオッパイしてたのよ。(クラグデール)

I just didn’t play my oboe with them.
ただ私はそれを利用しなかったけれど。(クラグデール)


inexperienced「経験不足の、不慣れな、未熟な」。

in order to~「~するために」。

そして worm one’s way into~ は「~にこっそり入り込む」。

worm「(ミミズ等)足のない虫、(虫のように)這う、這うように進む」、into「~の中へ」、
虫のように這いつくばって(目的の場所に)入り込む、ということで
どこか正攻法ではないような、抜け道から入ってくるような感じがあると思います。

qualified「必要条件を満たした、(職務を遂行する)資質のある、適任の」。

far more qualified musicians([あなたより]はるかに適任の音楽家たち)。

please は言い方、ニュアンスによっては
「頼むからとぼけないで、白々しい」といった意味で使われることがあり
このシーンの please は、正にそのお手本のようなイヤらしさ(笑)があります。

I had tits once(私もかつてはオッパイがあった)「昔はいいオッパイしてた」、
今はしぼんだにしても、あっただけ良いな(笑)、私には絶対言えないセリフです。

oboe は“オーボエ”の事ですが、聞いていると英語では“オーボー”、
最後の“エ”は発音しません。

どうも日本で使われている“オーボエ”は、フランス語由来のようですが
チェロ、シンバルなどは英語由来。

“パン”もフランス語由来だし、“プチ”、“マロン”、“マヨネーズ”等々
意外に日本にはフランス語由来の言葉も混じっているものですね。


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