モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン1 第7話より:

make an exception
特例を設ける、例外とする


楽団への寄付金集めのパーティに、ロドリゴのアシスタントとして同行したヘイリーは
会場でルームメイトのリジーを見つけ、実は彼女が良家の令嬢であった事を知る。

そしてこのパーティではオークション形式で寄付金集めが行われたが
出席者の一人が、ぜひともロドリゴの演奏を聞きたいと破格の寄付金をオファー。

ロドリゴは楽団存続のため、例外的にこのオファーを引き受けることに。

How about a violin recital from our very own Maestro?
マエストロのヴァイオリン演奏はどうだろう?(バイべン氏)

That’s not on my list, Edward. Please behave yourself.
それは予定にないわ。 お願いだから困らせないで。(グロリア)

(中略)

The Maestro no longer plays the violin in public.
マエストロはもうヴァイオリンは弾きません。(グロリア)

Everyone knows that.
皆さんご存知でしょう。(グロリア)

No, but, uh, thank you, Gloria,
ええ、そうですけど、ありがとうグロリア、(ロドリゴ)

but I feel weirdly inspired to make an exception tonight.
けれど今夜は何故だか、例外を設けたい気分なんです。(ロドリゴ)

After all, Mr.Beiben is a good friend of Thomas Pembridge.
バイデン氏はトーマスの良き友人ですしね。(ロドリゴ)

And for that alone, and a donation of $300,000, how could I refuse?
その上30万ドルもご寄付下さるというのに、お断りなんて出来ますか?(ロドリゴ)

You have yourself a deal.
交渉成立だね。(バイベン氏)


recital「(少人数、または単独の)演奏会、独演会」。

behave yourself「お行儀よくしなさい、きちんとしなさい、わきまえなさい」。

behave「振る舞う、身を処する」yourself「あなた自身」ということで
日本語訳では「お行儀よくしなさい」とあるのをよく見かけますが
「場にふさわしい振る舞いをしなさい」が、本質的な意味になると思います。

うるさくしている時に言われたなら「静かにしなさい」の意味でしょうし
落ち着かない子供に言ったならば
「おとなしくしなさい、じっとしてなさい」の意味にもなり得ます。

ここでは、急に予定外の提案をしたゲストに言っていますので
「困らせないで」といった感じだと思います。

inspired to~「~に触発されて、~する気にさせられる」。

そして make an exception は「特例を設ける、例外とする」、
普段は許可されないけれど、今回だけは特別、そんな意味ですね。

exception は「例外、除外」「集団・グループから除外する」という意味で
接尾辞 al を付けると exceptional「並外れて優秀な」となります。

またイギリスには Exceptional Talent(特異な才能) Visa という
特殊技能を持つ人に発給されるビザもあったりします。

ロドリゴは、アメリカでO-1 Visaを発給されている設定ですが
これもイギリスの Exceptional Talent Visa とほぼ同じような
「卓越した技能を有する個人」に発給されるビザとなっています。

for that (reason) alone「その(理由)一つをとってみても、その一つでも」。

ここでは「トーマスの友人という事だけでも」演奏を引き受ける理由になる、
といった感じでしょうか。

you have yourself a deal「取引成立である、交渉成立である」、
形は違えど we have a deal とほぼ同義です。


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