モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン3 第8話より:

you said it
全くその通り、なるほどね、言えてるね


グロリアとトーマスの交際は順調で、
ある週末、グロリアの里帰りにトーマスが付き添う。

当初のグロリアの心配をよそに
トーマスは彼女の両親とすぐに打ち解け、楽しいひとときを過ごす。

Shall we just blow out of here and go to Sag Harbor for the weekend?
何ならここをすっぽかして、サグ・ハーバーにでも行こうか?(トーマス)

You don’t want to meet them.
会いたくないのね。(グロリア)

Of course I do. I’m thrilled, I’m delighted.
もちろん会いたいさ。楽しみで仕方ないよ。(トーマス)

No, no. I mean, you know, kids and parents,
そうじゃなくて、ただ親子の間柄ってのは、(トーマス)

it’s always a bit tricky introducing somebody…
色々あるだろ、紹介したい人が、なんて言うと・・・(トーマス)

It’s too late now. They’ve seen us.
もう遅いわ。 こっちを見てるもの。(グロリア)

(中略)

Both of you, this is Thomas Pembridge.
こちらはトーマス・ペンブリッジさんよ。(グロリア)

How do you do?
はじめまして。(グロリアの父)

Oh, you must be very special. She never brings any of her boyfriends home.
あなたは特別な人なのね。 娘が彼氏を連れて来たのは初めてだもの。(グロリアの母)

Well, she has horrible taste in men.
彼女、男の趣味が悪くてね。(トーマス)

You said it.
なるほど。(グロリアの父)

Oh, he’s fun.
まあ、面白い方ね。(グロリアの母)


blow out「吹き消す、吹き飛ばす、爆破する」。

thrilled「ワクワクする、感激した、(嬉しさと興奮で)ゾクゾクする」。

普段スリル(thrill)と聞くと、あまり「嬉しい、感激」というイメージは湧きづらいんですが
英語では「ゾクゾク、ワクワク、興奮」こういう感情を表すのによく使われています。

それは恐怖による場合も含むし、喜びや感動・快感による場合も含むのですが
トーマスのように I’m thrilled と言った場合は
ほとんどは「喜びで興奮・ワクワク」という意味になると思います。

このシーンで彼はグロリアの両親に会おうとしていて
こんな時はただ嬉しい、ではなく thrilled を用いて
「めちゃくちゃ楽しみだ!」という気持ちを示すと、相手も嬉しくなりますよね。

delighted「大いに喜んで」。

tricky「(扱いに)注意を要する、扱いにくい、際どい」。

horrible「恐ろしい、身の毛もよだつ、おぞましい」。

she has horrible taste in men(男性に関して恐ろしい嗜好を持つ)
=「男の趣味が悪い」。

思い切って言いましたね(笑)、僕の事も含めて、というブラックユーモアか?

そして you said it は「全くその通り、なるほどね、言えてるね」。

もし同じ事をエリザベス(ヘイリーの親友)だったら
damn right とか言いそうな気がします。

どちらも「その通り」という意味ですが、damn right はスラングなので
初対面や年齢が上の人とお話しする時は you said it が無難そうですね。

このジョークはグロリアのご両親にウケたみたいですね。

何でいきなり両親に会わせる話になってるのか分かりませんが
この後トーマスが、結婚はしませんから安心して・・・みたいな事を
おちゃらけて言ったら、グロリアは少し複雑そうでした。

何だかんだ言って結婚しそうな気がしますけど、どうなるんでしょう?

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