ザ・メンタリスト シーズン6 第12話より:

in a pickle
困った事態になる、窮地に立たされる


資産家一族出身で、国家機密級の地図作成をしていた
チャールズの事件を調べているジェーンとリズボン。

事件の鍵を握っていそうな男・ハッサンを聴取するために
ジェーンは時間を聞くフリをして彼を窃盗犯に仕立て上げ、
強引にFBIに連行してくる。

Uh, excuse me, sir. Do you happen to have the time?
すみません。 今何時でしょうか?(ジェーン)

You have a watch.
腕時計を持ってるじゃないか。(ハッサン)

Yeah, I forgot to wind it.
ええ、ゼンマイを巻き忘れてしまって。(ジェーン)

Uh, it’s almost 2:25.
2時25分だ。(ハッサン)


(中略)

Police! Police! This man stole my phone!
おまわりさん! この人僕の携帯を盗んだよ!(ジェーン)

(中略)

So, Mr. Hassan Zarif, you’re in quite the pickle.
さてハッサン・ザリフさん、かなり困った事態になったね。(ジェーン)

…Please, before you waste valuable breath, I will not boondoggle with the FBI.
・・・無駄な時間は省くよ、FBIとやり合う気はない。(ハッサン)

What do you want to know?
何を知りたいんだ?(ハッサン)


happen to「もしや、ひょっとして」。

Do you happen to have the time?(今何時でしょうか?)。

学校の教科書では Do you have the time?「今何時ですか?」と習った記憶があり
これはこれで正しいのですが、間に happen to を挟んで
Do you happen to have the time? とすると「もし何時か分かれば教えてもらえますか?」
もし分からなくても全然構いません、という感じのより丁寧な表現となります。

そして in a pickle は「困った事態になる、窮地に立たされる」。

pickle は「ピクルス(漬物)」の他に
「困った立場、いたずらっ子」という意味もあるそうで面白いですね(笑)。

quite「かなり、全く、完全に」。

you’re in quite the pickle(あなたはかなり困った立場にいる)。

waste one’s breath「無駄に言葉を費やす、無駄な議論をする」。

boondoggle「手細工品、(手間のかかる)無駄な仕事」。

参考人をスリに仕立てて取り調べる・・・日本だったら出来ないワザですよね。


※「ザ・メンタリスト」は Amazonプライムで視聴出来ます。


怪物的サービス、Amazonプライムをフル活用した英会話学習法 >>



ゆるく学ぼう!海外ドラマで英会話