ザ・メンタリスト シーズン6 第13話より:

drama-free
(環境や人間関係で)面倒がない、平和


CBIをやめて、今では夫婦となったリグスビーとヴァンペルトは
ITセキリュティ会社を経営している。

ある日、彼らのもとにリズボンからの紹介で、
CBI時代の顔なじみの検事・アルディレスから盗聴調査の依頼が舞い込む。

だが二人が依頼を受けた矢先、彼は何者かに殺害されてしまう。

さらに二人は自分たちもアルディレスと同じく盗聴されていたことが分かり、
リズボンとジェーンにそのことを相談すると
ジェーンがラローシュの力を借りるようアドバイスする。

そこで早速二人がラローシュを訪ねるが、
彼もCBIを解雇となり、今は不遇の身にあるようであった。

Hello, LaRoche. Looks like you’re keeping busy.
どうも、ラローシュ。 忙しそうだね。(リグスビー)

As keen-eyed as ever, young Rigsby. Van Pelt.
相変わらず鋭いな、リグスビー。 やあ、ヴァンペルト。(ラローシュ)

Are you enjoying internal affairs?
仕事は楽しい?(ヴァンペルト)

Dealing with mistrust and disdain for half the paycheck I got at CBI?
内部不正と戦ってるんだ、給料はCBIの半分でだぞ?(ラローシュ)

No, I am not enjoying Internal Affairs.
楽しいわけがないだろう。(ラローシュ)

(中略)

To be honest, I am not interested in the headache that seems to accompany you all.
はっきり言って、君らに付随する面倒事には興味がない。(ラローシュ)

As bad as this job is, it’s drama-free.
この仕事も最悪ではあるが、平和だ。


keen-eyed「鋭い眼光、優れた眼力」。

as ~ as ever「相変わらず~である、依然~である」。

internal affairs「内務、内政、国内事情」、
ここでは警察内部の不正を調査する「内務調査部」の意味で使われています。

mistrust「不信、~を信用しない」。

disdain「軽蔑する、恥とする」。

dealing with~「~に対処する、~を取り扱う」。

headache「頭痛・悩みの種、厄介な事・人」。

accompany~「~に同時に伴う、同行する、付随する」。

the headache that seems to accompany you all(君らに付随する厄介事)。

そして drama-free は直訳すると「ドラマ(騒動・事件)がない」、
転じて「(環境や人間関係で)面倒がない、平和」となります。

ここでは drama「芝居、演劇」というより
「ドラマのような(自分が振り回されるような)騒動、もしくは事件」のことで
No more drama!(騒動はもう勘弁して!)というのも映画やドラマでよく聞きます。

drama-free とはそういう騒動が無い状態、すなわち「平和」というわけです。

As bad as this job is, it’s drama-free
([君らの持ち込む厄介事が]この仕事と同じくらい最悪としても、[この仕事の方は]平和だ)。

まあ、普通はレッドジョンだけでもうお腹いっぱい、
あとは静かに暮らしたいですよね。


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