ザ・メンタリスト シーズン6 第13話より:

in (the) line of duty
職務の一環、仕事上の


ジェーンはFBIの仲間たちに、思いついた時に
彼らが欲しがっていたものを推測し、プレゼントしている。

今回は仕事で迷惑をかけたキムに、お詫びの意味も込めて
彼女が少女時代に欲しがっていたものをプレゼントする。

What do you want?
何の用?(キム)

Oh, just wanted to apologize for leaving you out there without a ride.
その、君を現場に置き去りにしたことを謝りたくて。(ジェーン)

I understand. All in the line of duty.
いいのよ。 全ては仕事のためだもの。(キム)

Yeah. I got you that thing you wanted.
まあね。 これ、君の欲しがってたもの。(ジェーン)

Oh, my God. How did you…
すごい。 何で分かったの・・・。(キム)

(中略)

Jane gave you a wand?
ジェーンがあなたに魔法の杖を?(リズボン)

When I was a girl, I thought I could change so many things if I just had one of these.
子供の頃、これでどんな願いも叶うと思ってた。(キム)

(中略)

I never got one.
買ってもらえなかったけど。(キム)

My mom thought all that princess stuff was stupid nonsense.
母はこういうお姫様グッズはくだらないって。(キム)

She was right… of course.
母の言う通りだったけどね・・・もちろん。(キム)


apologize for~「~について謝罪する」。

そして in (the) line of duty は「職務の一環、仕事上の」。

line の意味は「線、回線、境界線、行列、系列、セリフ」等々たくさんあり
line of~ で「~の一連」という意味になります。

duty は「義務、任務、職務」ですから合わせて「職務の一連(一環)」となります。

All in the line of duty(全ては職務の一環)=「全ては仕事のため」
これは覚えておくと、そのまま使えそうですね。

wand「(魔術師、手品師などの)杖、魔法の杖、指揮棒」。

ハリー・ポッター、もしくはサリーちゃんやミンキーモモが持ってるやつですね。

しかしサリーちゃんとミンキーモモの魔法の杖(持ってました・笑)は
確かステッキと呼ばれていた・・・ブツから判断すれば正しくはワンドでしょう。

ステッキはお年寄りが歩くのに使う「杖」stick の方、
紳士が片手に携えるのも stick です。

nonsense「くだらない、ばかげている、無意味」。

見事ジェーンのプレゼントは、キムの中に眠る乙女心に刺さったみたいですね。

こういう「魔法の何チャラ」は、大人からすればナンセンスだけど
買ってもらえると本当にうれしかった。

子供だってねえ、うすうす気づいてます、
魔法の杖なんて物がこの世にあるわけないってことは
(ヨーカドーでそんなの本当に売ってたら、多分大人が買い占めるし
ニーキュッパ程度で買えないもんね・笑)。

でもどこかでまだちょっと信じたいんですよね、あったらいいな、と。

その気持ちを現実的なお母さんに潰されていたキムの、嬉しそうな顔が印象的でした。


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