ママと恋に落ちるまで シーズン2 第2話より:

on all fours
四つん這いで


リリーがNYを去って3ヵ月、マーシャルも徐々に元気を取り戻しつつある。

バーニーは毎晩のようにマーシャルをナンパに連れ出し
彼の心のリハビリ役を務めている。

だがそんなある日、リリーがNYに舞い戻りロビンと再会、
リリーはサンフランシスコでの絵画コースを終えて、
またこちらで暮らすのだと言う。

ロビンはリリーの元気そうな様子をテッドに話すと
マーシャルを傷つけたリリーの方が幸せなのはおかしいと怒り出す。

I actually went apartment-hunting with her today.
彼女の部屋探しにも付き合った。(ロビン)

How’s she doing?
どんな様子だった?(テッド)

You’re not going to like it…
あなたは嫌かも・・・(ロビン)

(中略)

She’s happy?! Marshall had the worst summer of his life, and she’s happy?!
彼女はハッピーだと?! マーシャルが最悪の夏を過ごしてる時に彼女はハッピー?!(テッド)

(中略)

Oh, she’s such a after what she did to Marshall,
マーシャルにした事を思えば(テッド)

she should come back here devastated,
彼女も打ちのめされていて当然なはず(テッド)

crawling on all fours over the broken glass of her own shame and regret.
恥と後悔でのたうち回ってるかと思ったのに。(テッド)


You’re not going to like it(あなたはそれを好きにならないだろう)
=「あなたは多分気に入らないだろう、あなたは嫌かもしれない」。

何か相手に知らせる時、それが相手の気分を害するような事である時
前置きとして You’re not going to like it がよく使われるように思います。

ここでは案の定、テッドがキレてしまいました。

devastated「(精神的に)打ちのめされた、酷くショックを受けた、荒廃させた」。

そして on all fours は「四つん這いで」、
fours「四肢」を地面につく=「四つん這い」となります。

crawling on all fours(四つん這いで這いまわる)
over the broken glass of her own shame and regret(恥と後悔のガラス片の上を)
=「恥と後悔でのたうち回る」。

「傷ついた心」は broken heart(心が壊れた)、shattered heart(粉々に砕けた心)など
割れる・壊れるというイメージでよく表現されます。

ここでも the broken glass(割れたガラス)という言葉が入る事で
心が損傷している感じがよく伝わるように思います。

っていうか3ヵ月で帰ってくるような事なら
何も別れなくても良かったような気が・・・。

マーシャルからすれば、結婚式がないがしろにされた感じで悲しかったのかもしれませんね。


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