はじめてパブという場所に足を向けてから半年もたつと、
だいぶ知り合いもふえていきました。

その中には、
私のような普通の会社員の日本語だけの日常生活では
知り合うこともなかったような人たちもたくさん居ました。

モデル、ゲイの方々、弁護士、某FM局のDJ、社長さん、
ミュージシャン、報道カメラマン、医師、大使館員・・・と
今までの自分には縁もゆかりもない人たちと
知り合うことができました。
みんな主にアメリカやヨーロッパから来ている人たちでした。

これには特殊な理由があると思います。

それは、日本の中の外国人コミュニティというのは
私たち日本人社会よりも、当然ながらかなり狭く
本来なら交じり合わないカテゴリーの人たちも
日本に居る間は(特に日本に来たばかりの頃は)
その狭いコミュニティしか参加する場所がないのでは、ということです。

仕事として日本に来ているけれど
息抜きの時間は、同胞と楽しくやりたいとなれば
そういった日本の中の外国人コミュニティということになるのだと思います。

ともかくその狭いコミュニティのおかげで、
そういった興味深い仕事をしている人たちと話をしたり
時には食事に行ったり出来たのは得がたい経験でした。

なぜそんな経験が出来たかというと、
それは自分に何か特別なものがあったからではなく、
理由が何にせよ
自分から外国人コミュニティに飛び込んでくる日本人というのは
やっぱり絶対数が少ないせい
だろうと思います。

多分それだけで、
ちょっとしたプレミアム感が生まれる状況があったんですね。

私自身はそういうことがあるとは思いもせず、
ただ英語が話したい一心で飛び込んでいったわけですが
地方の田舎に引っ込んでいる現在からは想像もつかないような日々でした。