ママと恋に落ちるまで シーズン5 第1話より:

know one’s place
身の程をわきまえる、立場を考えて振る舞う


テッドは独立したものの、なかなか受注が取れず
仲間たちの説得もあり、コロンビアでの教授職を受けることにする。

しかし初日が近づくにつれ、テッドは自分に建築を教えることなど出来るのか
心配で仕方がない。

そしてある夜、夢の中で、生徒たちの前で赤っ恥をかく経験をしたテッドは
目が覚めてから軽いパニックにおちいる。

I am freaking out. I don’t think I can do this.
怖いんだ。 教授なんて俺に出来るんだろうか。(テッド)

Okay, look, mistake number one was taking that girl’s question.
そうか、よし、まず夢の中での第一の間違いは、質問を受けた事だ。(バーニー)

You don’t take questions on the first day. It shows weakness.
初日に質問なんか許しちゃ駄目だ。 生徒に甘く見られる。(バーニー)

(中略)

I think what Barney’s saying is that definitions are important.
つまりバーニーが言いたいのは、定義が大事だってことよ。(リリー)

You’re their teacher, not their friend.
あなたは先生で、彼らの友達じゃない。(リリー)

Exactly.
その通り。(バーニー)

If people don’t know their place, nobody’s happy.
どっちつかずじゃ、誰も得しない。(リリー)

You have to make things clear.
明確にしなきゃ。(リリー)

Run, tell that!
だよな!(バーニー)

Define the relationship.
関係をはっきりさせるのよ。(リリー)


It shows weakness(それは弱さを見せる事になる)
=「生徒に甘く見られる」。

definition「定義、(映像等の)鮮明度」。

そして know one’s place は「身の程をわきまえる、立場を考えて振る舞う」。

直訳すると「(その人の)場所を知る」、社会における立ち位置、
求められている役割等を知る=「身の程わきまえる」となります。

If people don’t know their place, nobody’s happy
(もし人々が自分の立場を考えなかったら、誰も幸せではない)
=「どっちつかずじゃ、誰も得しない」。

さらに put someone in one’s place「(その人に)身の程を思い知らせる、出しゃばらせない」
というのもあります。

run, tell that!(行け、教えてやれ!)=「だよな!」。

気持ちよくリリーに相槌を打つバーニー、
しかし次第に彼女の言葉は自分にも向けられてる事に気づきます。

define「定義する、意味を明確にする、境界をはっきりさせる」。

define は曖昧な事をはっきりさせる、ぼやけた事象を明確にさせるといった意味で
“ディファイン”はコンタクトレンズの名前にも使われていますが
あれもぼやけた視界をクッキリさせる、という意味だろうなあと思います。

互いに好きだけど恋人でもないという、バーニーとロビンの曖昧な関係、
それを define(ハッキリと定義)しなさい、とリリーは言っているようです。


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