ママと恋に落ちるまで シーズン5 第21話より:

down the road
先々、今後、いつか将来的に


バーニーが面白い興業のチケットを仲間の分5枚入手し
皆で行こうと盛り上がるが
ロビンはドンと夜を過ごしたいからと、この誘いを断ってくる。

いつまでも楽しく仲間と過ごしていたいバーニーだったが
やがては皆ロビンのように、自分を置いてけぼりにして
別の道を歩んでいくのだとスネてしまう。

マーシャルとリリー夫婦にもそのうち子供が出来るだろうと悲嘆するバーニー、
だが二人の子供に対するスタンスには、微妙な違いがあるようだった。

Well, this is how it starts.
ほら、こうやって始まるんだ。(バーニー)

First Robin moves in with Don, then Marshall and Lily have a baby, then Ted…
まずロビンがドンと同棲、次にマーシャルとリリーに子供が生まれ、そしてテッドは・・・(バーニー)

Gets married?
結婚する?(テッド)

I was gonna say was found alone in his apartment,
孤独死で発見されて、(バーニー)

devoured by his cats, but either way, not pretty.
飼い猫に食われるって言おうとした、どちらにせよ酷いもんだ。(バーニー)

Everyone’s leaving me and I don’t like it!
皆そうして俺から離れていく、そんなのイヤだ!(バーニー)

Oh, Barney, you don’t have to worry about Marshall and me having kids.
バーニー、子供については心配しなくていい。(リリー)

That’s a long way down the road.
それはまだまだずっと先の話だもの。(リリー)

Exactly. It’s down the road, a medium way.
そうだな。 先の話、少し先だ。(マーシャル)

A medium long way.
もっと先の話よ。(リリー)

I mean, you can see it ahead.
前は見えてる。(マーシャル)

In the vast, vast distance.
だいぶ距離があるわ。(リリー)

But you’re already seeing exit signs for it.
でも出口は見えてるだろ。(マーシャル)

Really? I didn’t see any.
見えないわ。(リリー)


move in with~「~のところに移り住む、~の元へ引っ越してくる」。

either way「どちらにせよ、どのみち」。

devour「食い荒らす、むさぼり食う」。

そして down the road は「先々、今後、いつか将来的に」。

直訳すると「道を下った先・道の向こう」、今の時点を起点としてずっと先、
これから行く道のはるか先=「先々、いつか将来」となります。

リリーはこれに a long way「遠い道のり」を足して
a long way down the road「遥か先の将来」と言っていますので
ずーっと先、全く近い将来ではない、というのを強調しています。

これに対してマーシャルは It’s down the road, a medium way(それは先の話、少し先)と
a long way に対して a medium way「半分くらいの距離」、
そこまで先ではない、と言いたいようです。

vast「広大な、莫大な、非常に広い」。

子供はずっと先か、そんなに先でないか、言葉を駆使して押し問答する二人。

子供を持つ事で人生が変わる度合いは女性の方がはるかに大きいし
ただ可愛いというだけでなく、現実的な心配も次々と押し寄せてくるため
リリーが迷いを感じるのも分かります。

まるでピーターパンみたいなバーニー、
ネバーランドで仲間たちといつまで遊び続けられるんでしょうか。


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