ママと恋に落ちるまで シーズン8 第10話より:

fall for~
~に惚れ込む、~を好きになる


マーヴィンの顔を見に、リリーの父・ミッキーと
マーシャルの母・ジュディが同時に二人の家にやって来る。

リリーたちは育児の負担が減ってホッとしたのもつかの間、
ある日、マーシャルはミッキーとジュディがベッドインしているのを見つけてしまう。

自分たちの親同士がそんな事になり、二人は動揺と嫌悪を感じるが
バーニーの意外な言葉でその考えを改めることになる。

I think you should be happy for them.
彼らのために喜んでやれよ。(バーニー)

What? Why? What is good about this?
何で? 何もいい事なんかないぞ?(マーシャル)

Well, first of all, respect to Mickey.
まず第一に、ミッキーもやるじゃんか。(バーニー)

Your mom’s a piece.
お前の母さんはイケてる。(バーニー)

She’s no Ted’s mom, but she’s a piece.
テッドの母親には及ばないが、イケてる。(バーニー)

And secondly, I mean, it’s nice that they found each other.
第二に、2人が出会えて良かったじゃないか。(バーニー)

Sometimes you fall for someone you’d never expect,
人は時に意外な相手にホレ込むこともある、(バーニー)

but that doesn’t make it wrong.
だが別に悪い事じゃない。(バーニー)

Doesn’t everyone deserve to be happy?
幸せになる権利は誰にだってあるだろ?(バーニー)

I guess none of us thought of it that way.
そんな風に考えたことなかった。(リリー)

…Next round’s on me.
・・・次は俺がおごるよ。(バーニー)


respect「尊敬する、敬意を払う」。

a piece「イケてる、魅力的だ」。

piece には「作品」そして「女」という意味もあるため
a piece(優れた作品)は「これぞいい女だ、イケてる、魅力的だ」といった意味で
使われることがあります。

She’s no Ted’s mom, but she’s a piece(テッドの母ほどではないが、イケてる)。

そういえばバーニーはテッドの母親とデキてた事がありました。

そして fall for~ は「~に惚れ込む、~を好きになる」。

直訳すると「~に落ちる」、もうそのまま、自分では止められない恋に落ちる、
深みにはまる、そういう感じがしますね。

私の好きな曲で、ペットショップボーイズの「Love Comes Quickly」という
不意に落ちてしまう恋を歌った作品があります。


この曲のサビの部分で

Love comes quickly, whatever you do you can’t stop falling
(恋は素早くやって来る、君が何をしようが落ちるのは止められない)

という、正に fall for~ の感覚を表した歌詞があって
初めて聞いた時は、ロマンチックゥ!と胸がキューンとしました(笑)。

恋を「する」でなく「落ちる」っていう表現は当人たちも予期しない感じが出ていて
このバーニーのセリフはいいなあと思いました。

I guess none of us thought of it that way(多分私たちの誰もそんな風に考えなかった)
=「そんな風に考えたことなかった」。

Next round’s on me(次は俺がおごるよ)。

round はその場の人たち全員の次のおかわり、を意味し
それを on me(自分が受け持つ)=「次は俺のおごり」となります。


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