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「ネイティブイングリッシュ」は「これ一つでOK」なオールインワン英会話教材

「ネイティブイングリッシュ」は、河北麻友子さんがイメージキャラクターを務めている英会話教材で、ネイティブ(特にアメリカ人)が日常でよく使うフレーズを厳選し、それを徹底的に身に着けることで、自然でこなれた英語が話せるようになるのを目的として制作された教材です。


ネイティブイングリッシュの内容とこの教材が向いている人とは?

ネイティブイングリッシュ



ネイティブイングリッシュ



「ネイティブイングリッシュ」の学習対象者は、20~60代くらいまでの大人、いわゆるクリティカルエイジ(耳から入る言葉でスラスラと言語が身につく幼少期)を過ぎてしまった人です。

従来の聞き流し系教材と違う点は、どうしても英会話の組み立てにおいて日本語の思考が入ってしまう大人向けに、日本語の思考をさまたげない方法が取られている点です。

今まで日本語しか話して来なかったのに、いきなり英語で思考して話せ、と言われても無理な話ですよね。

ですからこの「ネイティブイングリッシュ」では、そのどうしても入ってしまう日本語の思考を排除せず、そのまま活かしながら英会話をマスターしていく設計になっているのです。

具体的には


1.最初にリスニングCDを聞く(語順は英語→日本語)

日本人なら誰でも英語が耳に飛び込んで来たとき、反射的にその意味を日本語で理解しようとするため、しっかり意味が把握出来るように、語順が英語→日本語になっています。

最初はものすごい高速スピードの音声から始まるので、ビックリすると思いますが、これは耳に速い英語を先に聞かせ、その後に通常スピードの英語を聞く仕掛けになっています。

それにより通常スピードの英語がゆっくり目に感じ、聞き取りやすくなるようで、ここはスーパーエルマーとよく似た仕組みになっています。



2.スピーキングCDを聞く(語順は日本語→英語)

次は自分が話す立場を想定して、私たちが日本語で考えてから英語にしようとするクセをそのまま活かす語順になっています。

この時自分で文章を組み立てる必要は一切なく、CDをそのまま素直に聞いて、英語パートを一緒に発声する程度でOKです。

基本的に1日にやる事は、この2ステップのみで、リスニングCDとスピーキングCDの1日分は各3分程度と短いので、両方やって1日6分の学習時間です。

さらに2週間毎に聞いて欲しいのが、補足のニュアンス解説CDです。



3.2週間に一度、ニュアンス解説CDを聞く

これはマイケル・リーヴァスさんというDJの方のトークCDで、一回15分程度のラジオ番組形式になっています。

これが一切勉強臭くなく(すみません・笑)、J-WAVEでも聞いているかのような軽快な流れで、この教材を実践中に抱くであろう疑問に、マイケルさんがネイティブならではの感覚で見事に答えていく内容になっています。

例えば

・外国人の友達と趣味の話をしたいけど、パワースポット巡りって英語で何ていう?
・相手の英語が聞き取れなかった時、What?って聞き返しても大丈夫?
・飲み会(デート)の誘いの上手な断り方を英語で教えて
・会話に詰まったとき、上手くその場を繕う方法


などなど、英会話が出来るようになる過程で生じる悩みを、しっかりフォローする内容が盛り込まれています。


4.余裕がある時に英語(ナチュラルスピード)CDを聞く

これは学習内容が英語のみで収録されているCDで、復習と反復練習を行いやすいよう制作されています。

一通り学習が終わったら、区切りの良いところでこの英語のみのCDを聞くと、自分の進歩状況が分かると同時に、苦手な部分、まだ取り組みが不十分な箇所も見えてくると思いますので、補足学習をすると良いでしょう。



ネイティブイングリッシュ 公式サイト>>



ネイティブイングリッシュの「英語が話せる」レベルとは?

これは何度もお伝えしていますが「英語が話せるようになる」というのにも、それぞれレベルがあることです。

私の印象では、この「ネイティブイングリッシュ」がいう「英語が話せる」レベルは、

・海外一人旅が可能
・ホームステイやワーキングホリデーの下準備
・海外転勤前の下準備
・日本に来た外国人の観光案内
・外国人のお客さんをおもてなしする(宿泊施設、商店、飲食店など)


これらが出来るようになるかな、というレベルかと思います。

ここまでの英会話力をつけるのに、1日6分の学習を半年間、というのが一つの目安でしょうか。

もし1日の学習時間を倍の12分にすれば、3ヵ月で学習が終わるという感じです。

教材制作者のおすすめは、168日間かけて学習するペースということなので、特に初心者の方がやる場合は、1日6分を半年かけて取り組む心づもりが良いのではないでしょうか。

6分なんて簡単!と最初は思っても、だんだん内容も高度になってきますので、焦らずゆっくりの方が挫折せずにやり切れるように思います。

また聞くだけと言っても、内容に添ったテキストもついてきますので、これもしっかり読み込む方が良いですね。


ネイティブイングリッシュ



読み込む、といっても1日分は半ページと負担なく出来る分量に抑えられており、全体的に、必要な会話パターンをかなり絞り込んで作ってある印象なので、量が多すぎてついていけない!という事はないと思います。


ネイティブイングリッシュ



それよりむしろ「え!?一日これだけ良いの?」と拍子抜けするくらいで、その分量の少なさが逆に新しい(笑)と感じるほどです。



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まずは「これ一つでOK」なオールインワン設計

英会話を始めたいけど、何をどうすればよいのか、さっぱり分からない・・・。

そういう方には正にドンピシャの教材で、とりあえず「ネイティブイングリッシュ」以外に何も用意しなくてもOKな構成になっています。

1.とにかく最低1日6分、しっかり教材をやってみる
2.その過程で「こんな時はどうするんだろう?」と疑問が浮かんだら・・・
3.それを2週間に一度、ニュアンス解説CDで解決する


この3ステップの繰り返しを半年間、続けてみてください。

そして出来ればその前に一度、オンライン英会話のお試しレッスンを受けておいて下さい。

そして「ネイティブイングリッシュ」を終了した半年後、またオンライン英会話に挑戦してみましょう。

1日6分だけでもしっかり取り組んで来たなら、その時はきっと自分でも驚くほど会話が上達していると思います。

辞書やら単語帳やら参考書やら、そういうものはそこまで到達した後で構いません。

とにかく英会話初心者の方が半年間、何か一つだけ集中的に取り組んで力をつけたいという事なら「ネイティブイングリッシュ」は、個人的にかなりおすすめです。

特に英会話独学中に多くの人が抱く疑問点についてまで、しっかりフォローされている教材は、ほかにあまり無いと思います。

そのフォロー用のニュアンス解説CDは、毎日聞いても飽きないような楽しい構成になっており、これを繰り返し聞くだけでも、知らない人からしたら「おっ?」と思うような言い回しや返事の仕方、印象の良い言葉遣いについてなど、様々な英会話のコツが身につきそうです。

そしてこのニュアンス解説CDだけでも約3時間分のボリュームがあります。

正直この3時間分の「ネイティブが教える会話のコツと、日本人がよく抱く疑問の答え」、これが「ネイティブイングリッシュ」に他の教材より抜きん出た価値を持たせているなと感じました。

さらに何と「ネイティブイングリッシュ」には、特典として、ビジネス英会話教材までついているのです。


ネイティブイングリッシュ



あまりにも長くなってしまったので、「ネイティブイングリッシュ・ビジネス英会話編」は次回に続きます


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