『フォレスト・ガンプ/一期一会』で学ぶ英会話|名場面から学ぶ実用英語表現
『Forrest Gump』はアメリカ南部の訛りと日常会話を学ぶのに最適な映画です。主人公フォレストのシンプルな英語と、歴史的な背景で使われる自然な表現が、実用的な英語力を養います。
1994年に公開された『Forrest Gump』は、知能指数75の男性フォレスト・ガンプの人生を描いた感動的なドラマです。この映画が英語学習に適している理由は、主人公の話すシンプルで明確な英語にあります。フォレストの台詞は文法が正確で、複雑な構文が少ないため、英語学習者にとって理解しやすい特徴があります。
特に学べるのはアメリカ南部のアクセントと日常会話表現です。『Life was like a box of chocolates』などの有名な台詞から、過去形の使い方や比喩表現を学べます。また、20世紀後半のアメリカ社会を背景にしているため、歴史的な出来事に関連する語彙や、フォーマルとカジュアルな会話の違いも自然に身につきます。
名場面から学ぶ英語表現
母の教えを引用する場面
Forrest Gump: My momma always said, "Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."
フォレスト・ガンプ: 母さんはいつも言ってた、「人生はチョコレートの箱みたいなものだ。何が入ってるか決してわからない」と。
この文では間接話法の時制の一致が使われています。主節の動詞saidが過去形なので、引用部分のwasも過去形になっています。
gonnaはgoing toの口語形で、未来の予測や不確実性を表します。always saidは習慣的な発言を表す表現で、頻度を強調します。
日常会話ではYou never know what's gonna happen(何が起きるかわからない)やMy dad always says...(父はいつも…と言う)のように応用できます。
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always said- いつも言っていた -
gonna- going toの口語形 -
never know- 決してわからない
ジェニーの墓前で近況を報告する
Forrest Gump: You died on a Saturday morning. And I had you placed here under our tree. And I had that house of your father's bulldozed to the ground.
フォレスト・ガンプ: 君は土曜の朝に亡くなった。そして君をこの木の下に埋葬した。君の父親の家は取り壊させた。
Momma always said dyin' was a part of life. I sure wish it wasn't. Little Forrest, he's doing just fine.
母さんはいつも死は人生の一部だと言っていた。そうじゃなければいいのに。リトル・フォレストは元気にやっている。
About to start school again soon. I make his breakfast, lunch, and dinner every day. I make sure he combs his hair and brushes his teeth every day.
もうすぐ学校が始まる。毎日、朝食、昼食、夕食を作っている。毎日、髪をとかし歯を磨くようにしている。
Teaching him how to play ping-pong. He's really good. We fish a lot. And every night, we read a book.
ピンポンの仕方を教えている。彼はとても上手だ。よく釣りに行く。毎晩、本を読んでいる。
He's so smart, Jenny. You'd be so proud of him. I am. He, uh, wrote a letter, and he says I can't read it.
彼はとても賢いよ、ジェニー。君もきっと誇りに思うだろう。僕はそう思う。彼は手紙を書いたけど、読んじゃいけないと言っている。
have + 目的語 + 過去分詞の構文が複数回使用されています。had you placedとhad that house bulldozedは、自分で直接行うのではなく誰かに依頼して行わせる使役の意味を持ちます。
doing just fineは日常会話でよく使われる表現で、『元気にやっている、順調だ』という意味です。make sureは『必ず〜するようにする、確実にする』という確実性を表すフレーズです。
実際の会話ではI'm doing just fine, thanks(元気にやってます)やI'll make sure to call you(必ず電話します)のように使用できます。about toは『まさに〜しようとしている』という近接未来を表します。
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had it bulldozed- 取り壊させた -
doing just fine- 順調である -
make sure- 必ず〜する
息子の名前の由来を伝える会話
Jenny Curran: His name's Forrest.
ジェニー・カラン: 彼の名前はフォレストよ
Forrest Gump: Like me.
フォレスト・ガンプ: 僕みたいに
Jenny Curran: I named him after his daddy.
ジェニー・カラン: お父さんの名前を取って名付けたの
Forrest Gump: He got a daddy named Forrest, too?
フォレスト・ガンプ: 彼にもフォレストっていうお父さんがいるの?
Jenny Curran: You're his daddy, Forrest.
ジェニー・カラン: あなたが彼のお父さんよ、フォレスト
この会話では所有格の使い分けが重要な文法ポイントです。his name(彼の名前)とhis daddy(彼のお父さん)では、同じhisでも前者は息子自身を、後者はフォレストを指すという所有関係の違いがあります。
named afterは「〜にちなんで名付ける」という意味のイディオムで、人物の名前を継承する際に使います。また、gotはhaveの口語形で、所有を表す日常的な表現です。
実際の会話では、I named my daughter after my grandmother(祖母にちなんで娘に名付けました)やYou got a brother?(兄弟はいますか?)のように応用できます。
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named after- 〜にちなんで名付ける -
got- haveの口語形 -
His name's- 彼の名前は
将来の夢についての会話
Jenny Curran: Do you ever dream, Forrest, about who you're gonna be?
ジェニー・カラン: フォレスト、将来どんな人になるか夢を見ることある?
Forrest Gump: Who I'm gonna be?
フォレスト・ガンプ: 僕がどんな人になるか?
Jenny Curran: Yeah.
ジェニー・カラン: そうよ
Forrest Gump: Aren't-aren't I going to be me?
フォレスト・ガンプ: 僕は僕になるんじゃないの?
この会話では未来形の口語表現が学べます。gonnaはgoing toの短縮形で、who you're gonna beは未来の状態を表します。否定疑問文Aren't I going to be...はbe going toの否定形で、確認を求める表現です。
助動詞の使い方として、Do you ever dream...は習慣や経験を尋ねる現在形の疑問文です。everは「今までに」の意味で、頻度を問う副詞として機能します。
実際の会話ではWhat are you gonna do tomorrow?(明日何するの?)やAren't we meeting at 5?(5時に会うんじゃなかった?)のように応用できます。
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gonna- going toの口語形 -
Do you ever- 今までに〜したことある -
going to be- 〜になる予定
行動によって愚かさが定義されるという考え
Forrest Gump: Stupid is as stupid does.
フォレスト・ガンプ: 愚かなことをするから愚かなんだ。
この文は 比較構文 as...as の特殊な用法を示しています。通常の比較ではなく、A is as B as C does の形で「AはCがする限りにおいてBである」という意味を表します。
口語表現として、stupid does は「愚かな行動をする」という意味で、主語と動詞の関係を簡潔に表現しています。このパターンは他の形容詞でも応用可能で、例えば Kind is as kind does(親切な行動をするから親切なんだ)のように使えます。
実際の会話では Smart is as smart does や Brave is as brave acts など、人の性質を行動基準で評価する際に使用できます。この表現は日常会話で性格判断をする際の簡潔な言い回しとして活用できます。
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as...as- 同等比較の構文 -
stupid does- 愚かな行動をする -
is as- 〜である限りにおいて
プロポーズと愛についての会話
Forrest Gump: Will you marry me?
フォレスト・ガンプ: 僕と結婚してくれますか?
Forrest Gump: I'd make a good husband, Jenny.
フォレスト・ガンプ: 僕はいい夫になるよ、ジェニー。
Jenny Curran: You would, Forrest.
ジェニー・カラン: そうね、フォレスト。
Forrest Gump: ...But you won't marry me.
フォレスト・ガンプ: …でも君は僕と結婚しない。
Jenny Curran: ... You don't wanna marry me.
ジェニー・カラン: …あなたは私と結婚したくないのよ。
Forrest Gump: Why don't you love me, Jenny?
フォレスト・ガンプ: なぜ僕を愛してくれないの、ジェニー?
Forrest Gump: I'm not a smart man... but I know what love is.
フォレスト・ガンプ: 僕は賢い男じゃない…でも愛が何かは知っている。
仮定法のwouldが会話の特徴です。I'd make a good husbandは「いい夫になるだろう」という仮定を表し、You wouldは相手の仮定に同意する返答です。否定形のwon'tとdon't wannaは強い拒絶と否定を表現しています。
wannaはwant toの口語形で、カジュアルな会話で頻繁に使われます。make a good husbandは「いい夫になる」という慣用表現です。実際の会話ではI'd make a good partner(いいパートナーになる)やYou'd make a great friend(素晴らしい友達になる)のように応用できます。
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would- 〜だろう(仮定) -
wanna- want toの口語形 -
make a good- いい〜になる
将来の夢について尋ねる会話
Jenny Curran: Do you ever dream, Forrest, about who you're gonna be?
ジェニー・カーラン: フォレスト、将来何になるか夢を見ることある?
Forrest Gump: Who I'm gonna be?
フォレスト・ガンプ: 僕が何になるか?
Jenny Curran: Yeah.
ジェニー・カーラン: ええ
Forrest Gump: Aren't-aren't I going to be me?
フォレスト・ガンプ: 僕は僕にならないの?
be going toとgonnaの使い分けが重要な文法ポイントです。be going toは未来の計画や意図を表す正式な表現で、gonnaはその口語形です。会話ではgonnaが頻繁に使われます。
Do you ever dream about...は「〜について夢を見ることがありますか」という質問の定型表現です。everは「今までに」の意味で、習慣的な行為を尋ねる時に使います。実際の会話ではDo you ever think about moving abroad?(海外移住について考えたことある?)のように応用できます。
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gonna- going toの口語形 -
Do you ever- 〜することがあるか -
dream about- 〜について夢を見る
ジェニーがフォレストに走るよう促す
Jenny Curran: Run, Forrest! Run!
ジェニー・カラン: 走れ、フォレスト!走って!
この台詞は命令形の基本的な使い方を示しています。Runは動詞の原形で、相手に直接指示を与える形です。繰り返し使用することで緊急性を強調する効果があります。
人名を呼びかける構文も学べます。命令文の後に名前を続けることで、特定の相手に向けた指示となります。例えばWait, John!(待って、ジョン!)のように応用できます。
実際の会話では、Hurry, Sarah!(急いで、サラ!)やStop, Mike!(止まって、マイク!)のように、緊急時に相手の注意を引くために使用されます。
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Run- 走る(命令形) -
人名 + 命令文- 特定指示 -
繰り返し- 強調表現
軍隊での適応と指示への従順さを語る
Drill Sergeant: Gump! What's your sole purpose in this army?
教官: ガンプ!この軍隊でのお前の唯一の目的は何だ?
Forrest Gump: To do whatever you tell me, drill sergeant!
フォレスト・ガンプ: 教官の言うことを何でもすることです!
Drill Sergeant: God damn it, Gump! You're a god damn genius! This is the most outstanding answer I have ever heard.
教官: ちくしょう、ガンプ!お前は天才だ!これは今まで聞いた中で最高の答えだ。
Now for some reason I fit in the army like one of them round pegs. It's not really hard.
なぜか軍隊にはまる丸い杭のようにぴったり合った。本当に難しくない。
You just make your bed real neat and remember to stand up straight and always answer every question with 'Yes, drill sergeant.'
ただベッドをきちんと整え、まっすぐ立つことを覚え、すべての質問に『はい、教官』と答えるだけだ。
この会話では不定詞の名詞的用法が使われています。To do whatever you tell meは『〜すること』を意味し、目的を表す典型的な構文です。軍隊の目的を明確に述べる実用的な表現として学べます。
fit inは『うまく適合する』という意味の句動詞で、like one of them round pegsでは丸い杭に例えて適応を示しています。make your bed real neatのrealはveryの口語形で、日常会話でよく使われる強調表現です。
実際の会話ではMy purpose is to help others(私の目的は他人を助けることです)やI fit in well with the team(チームにうまく馴染んでいます)のように応用できます。命令形のstand up straightは姿勢に関する指示で日常的に使える表現です。
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sole purpose- 唯一の目的 -
fit in- 適合する -
make your bed- ベッドを整える
ベトナムでの経験について語る
Jenny Curran: Were you scared in Vietnam?
ジェニー・カラン: ベトナムでは怖くなかった?
Forrest Gump: Yes. Well, I-I don't know. Sometimes it would stop raining long enough for the stars to come out... and then it was nice.
フォレスト・ガンプ: うん。でも、わからない。時々雨が止んで星が出るくらいの時間があって…それで良かったんだ。
It was like just before the sun goes to bed down on the bayou. There was always a million sparkles on the water... like that mountain lake.
まるでバイユーで太陽が沈む直前みたいだった。水の上にはいつも無数の輝きがあって…あの山の湖みたいに。
It was so clear, Jenny, it looked like there were two skies one on top of the other. And then in the desert, when the sun comes up, I couldn't tell where heaven stopped and the earth began.
とても澄んでいて、ジェニー、空が二つ重なっているみたいだった。それから砂漠では、太陽が昇るとき、天国がどこで終わって地球が始まるのかわからなかった。
It's so beautiful. Jenny Curran: I wish I could've been there with you. Forrest Gump: You were.
とても美しかった。ジェニー・カラン: 私もあなたと一緒にそこにいたかった。フォレスト・ガンプ: 君はいたよ。
過去の習慣を表す助動詞として、wouldが『it would stop raining』で使われています。これは過去の繰り返し行動を表し、『雨が止むことがよくあった』という意味になります。
仮定法過去完了の『I wish I could've been』は、実現しなかった過去の願望を表します。『could have + 過去分詞』の形で、『〜できたのに(実際はできなかった)』という意味です。
実際の会話では、『I wish I could've gone with you』(あなたと一緒に行けたらよかったのに)や、『It would always rain on weekends』(週末はいつも雨が降っていた)のように使えます。
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would- 過去の習慣 -
could've been- 〜できたのに -
I couldn't tell- 区別できなかった
過去を乗り越えることについて語る
My Mama always said you've got to put the past behind you before you can move on.
母さんはいつも言ってた、前に進むためには過去を乗り越えなければならないって。
この文ではhave got toがmustと同じ意味で使われています。have got toは口語でよく使われる表現で、強い必要性や義務を表します。
put the past behind youは「過去を乗り越える」という意味の慣用句です。move onは「前に進む」「次に進む」という意味で、人生の変化や進展を表す際に使われます。
実際の会話ではYou've got to finish your homework before going out(出かける前に宿題を終わらせなければならない)やIt's time to move on from that job(その仕事から次に進む時だ)のように使えます。
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have got to- 〜しなければならない -
put the past behind you- 過去を乗り越える -
move on- 前に進む
エビ料理の調理法を列挙する
Bubba: Anyway, like I was sayin', shrimp is the fruit of the sea. You can barbecue it, boil it, broil it, bake it, saute it.
ババ: とにかく、さっき言ってたように、エビは海の果物だ。バーベキューにしたり、茹でたり、焼いたり、オーブン焼きにしたり、ソテーにしたりできる。
Bubba: Dey's uh, shrimp-kabobs, shrimp creole, shrimp gumbo. Pan fried, deep fried, stir-fried.
ババ: それから、エビの串焼き、エビクレオール、エビガンボ。フライパン焼き、揚げ物、炒め物。
Bubba: There's pineapple shrimp, lemon shrimp, coconut shrimp, pepper shrimp, shrimp soup, shrimp stew, shrimp salad, shrimp and potatoes, shrimp burger, shrimp sandwich. That- that's about it.
ババ: パイナップルエビ、レモンエビ、ココナッツエビ、ペッパーエビ、エビスープ、エビシチュー、エビサラダ、エビとポテト、エビバーガー、エビサンドイッチがある。そ、それくらいだ。
この台詞では料理の調理法を表す動詞の使い方が学べます。barbecue、boil、broil、bake、sauteは全て「〜する」という調理方法を表し、pan fried、deep fried、stir-friedは過去分詞形で調理法を説明します。
口語表現としてlike I was sayin'は「さっき言ってたように」という意味で、会話の続きを表します。Dey'sはThere'sの訛りで、南部の方言的特徴です。That's about itは「それくらいです」「以上です」という締めくくりの表現です。
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like I was sayin'- さっき言ってたように -
barbecue it- バーベキューにする -
deep fried- 揚げた
長期間のランニングを終えて帰宅を宣言する
Forrest Gump: I had run for 3 years, 2 months, 14 days, and 16 hours.
フォレスト・ガンプ: 私は3年間、2ヶ月、14日間、16時間走り続けていました。
Young Man Running: Quiet, quiet! He's gonna say something!
走っている若者: 静かに、静かに!彼が何か言うぞ!
Forrest Gump: I'm pretty tired... I think I'll go home now.
フォレスト・ガンプ: かなり疲れました…もう家に帰ろうと思います。
過去完了形のI had runは、過去の特定の時点より前に完了していた継続的な動作を表します。この構文は期間を伴う過去の経験を説明する際に頻繁に使用されます。
gonnaはgoing toの口語形で、未来の予定や意図を示します。I'm pretty tiredのprettyはquiteやratherと同じく程度を表す副詞として機能します。
実際の会話ではI had worked there for five years(5年間そこで働いていた)やI'm gonna take a break(休憩するつもり)のように応用できます。pretty goodはquite goodのカジュアルな表現として日常的に使用されます。
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had run- 過去完了形の走る -
gonna- going toの口語形 -
pretty tired- かなり疲れた
バスで初めての会話をする場面
Dorothy Harris: Are you coming along?
ドロシー・ハリス: 乗ってくるの?
Young Forrest Gump: Mama said not to be taking rides from strangers.
幼いフォレスト・ガンプ: ママは知らない人から乗せてもらっちゃいけないって言ったよ
Dorothy Harris: This is the bus to school.
ドロシー・ハリス: これは学校行きのバスよ
Young Forrest Gump: I'm Forrest, Forrest Gump.
幼いフォレスト・ガンプ: 僕はフォレスト、フォレスト・ガンプ
Dorothy Harris: I'm Dorothy Harris.
ドロシー・ハリス: 私はドロシー・ハリス
Young Forrest Gump: Well, now we ain't strangers anymore.
幼いフォレスト・ガンプ: じゃあ、もう僕たちは知らない人じゃないね
この会話では現在進行形の疑問文『Are you coming along?』が使われています。これは相手の行動を確認する丁寧な表現で、『Are you joining us?』や『Are you coming with us?』と同様の使い方ができます。
『ain't』は口語的な否定形で、『are not』『am not』『is not』の代わりに使われます。南部の方言として特徴的ですが、フォーマルな場面では避けるべき表現です。『taking rides from strangers』は『知らない人から乗せてもらう』という日常的な表現です。
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coming along- 一緒に来る -
taking rides- 乗せてもらう -
ain't- 〜ではない(口語)
過去の仮定について語る
Forrest Gump: If I'd a known that was the last time I was gonna talk to Bubba, I would've thought of something better to say.
フォレスト・ガンプ: もしそれがババと話す最後の時だと知っていたら、もっと良い言葉を考えただろうに。
Forrest Gump: Hi Bubba.
フォレスト・ガンプ: やあ、ババ。
Bubba: Hey Forrest.
ババ: やあ、フォレスト。
このセリフでは仮定法過去完了の構造が使われています。If I'd a knownはIf I had knownの口語形で、過去の事実に反する仮定を表します。would've thoughtはその仮定の結果を示します。
gonnaはgoing toの口語形で未来の意図を表し、'd aはhad aの短縮形です。これらの口語表現は日常会話で頻繁に使用されます。
実際の会話ではIf I'd known you were coming, I would've baked a cake(来ると知っていたらケーキを焼いたのに)のように、過去の事実に反する状況を表現する際に使えます。
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If I'd known- もし知っていたら -
would've- 〜だっただろう -
gonna- going toの口語形
母の教えを引用しながら死について語る
Forrest Gump: Mama always said, dying was a part of life. I sure wish it wasn't.
フォレスト・ガンプ: 母さんはいつも言ってた、死ぬことは人生の一部だって。そうじゃなければいいのに。
この文では過去形の引用構文が使われています。always saidは習慣的な過去の行為を示し、引用節内のdying wasも過去形で統一されています。これは間接話法の特徴で、話者の視点から見た過去の出来事を表します。
I sure wish it wasn'tは仮定法現在の否定形で、現実とは異なる願望を表す口語表現です。sureは副詞として「確かに」の意味で強調に使われ、日常会話で頻繁に用いられます。
実際の会話ではI wish it wasn't raining(雨が降っていなければいいのに)やI sure hope so(そうだといいな)のように応用できます。
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always said- いつも言っていた -
I wish it wasn't- そうでなければいいのに -
sure wish- 本当に願う
投資の成功と金銭的安心について語る
Forrest Gump: Lieutenant Dan got me invested in some kind of fruit company.
フォレスト・ガンプ: ダン中尉が僕をフルーツ会社に投資させたんだ。
Forrest Gump: So then I got a call from him, saying we don't have to worry about money no more.
フォレスト・ガンプ: それで彼から電話があって、もうお金の心配はしなくていいって言われた。
Forrest Gump: And I said, that's good! One less thing.
フォレスト・ガンプ: それで僕は言った、それはいいね!心配事が一つ減ったって。
このセリフでは過去形の連続使用が特徴的です。got me investedは「投資させた」という使役の表現で、got a callは「電話をもらった」という日常的な受身形です。
got me investedは「〜に投資させた」という意味で、誰かが他の人に投資を促す状況で使えます。don't have to worry about money no moreは二重否定の口語表現で、標準的にはdon't have to worry about money anymoreとなります。
実際の会話ではI got him to help me(彼に手伝わせた)やWe don't have to wait no longer(もう待たなくていい)のように応用できます。
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got me invested- 投資させた -
don't have to worry- 心配しなくていい -
no more- もう〜ない
ジェニーに自分の気持ちを伝える
Jenny Curran: Why are you so good to me?
ジェニー・カラン: どうして私にそんなに優しいの?
Forrest Gump: You're my girl!
フォレスト・ガンプ: 君は僕のガールだから!
Jenny Curran: I'll always be your girl.
ジェニー・カラン: 私はずっとあなたのガールよ。
この会話では所有格の使い方が重要です。my girlは所有を表す表現で、恋人や特別な人を指します。your girlも同様に所有関係を示しています。
Why are you so good to me?のsoは程度を強調する副詞で、to meは対象を示す前置詞句です。この構文は日常会話で頻繁に使われ、例えばWhy are you so kind to everyone?(なぜみんなにそんなに親切なの?)のように応用できます。
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so good to me- 私にそんなに優しい -
my girl- 私のガール -
always be- いつも〜である
テレビ番組で中国について語る
Forrest Gump: In the land of China, people hardly got nothing at all.
フォレスト・ガンプ: 中国では、人々はほとんど何も持っていません。
John Lennon: No possessions?
ジョン・レノン: 所有物がないの?
Forrest Gump: And in China they never go to church.
フォレスト・ガンプ: そして中国では教会に行きません。
John Lennon: No religion too?
ジョン・レノン: 宗教もないの?
Dick Cavett: Ah. Hard to imagine.
ディック・キャベット: ああ、想像しにくいですね。
John Lennon: Well it's easy if you try, Dick.
ジョン・レノン: 試してみれば簡単だよ、ディック。
この会話では二重否定の口語表現が見られます。hardly got nothingは標準英語ではhardly got anythingとなりますが、口語では否定の強調として使われます。
hardlyは「ほとんど〜ない」を意味する副詞で、neverは完全否定の副詞です。tooは文末で「〜もまた」を表し、eitherの代わりに使われる口語表現です。
実際の会話ではI hardly ever go there(ほとんどそこに行かない)やMe too(私も)のように応用できます。
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hardly got nothing- ほとんど何も持っていない -
no possessions- 所有物がない -
never go to- 決して行かない
母の言葉を引用して人生を語る
Forrest Gump: My momma always said, "Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."
フォレスト・ガンプ: 母さんはいつも言ってた、「人生はチョコレートの箱みたいなものだ。何が入ってるか決してわからない」と。
この文では過去形の使用が重要な文法ポイントです。wasとsaidは過去の習慣や一般的な事実を表しています。直接話法ではLife was like...と過去形が使われ、母が過去に言った内容を正確に伝えています。
gonnaはgoing toの口語形で、未来の不確実性を表します。likeは比喩表現を作る前置詞として機能し、日常会話で頻繁に使用されます。
実際の会話ではMy mom always said...として親の教えを引用する際に使えます。You never know what you're gonna getは予測不能な状況で幅広く応用可能な表現です。
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gonna- going toの口語形 -
like- 〜のような -
never know- 決してわからない
まとめ
『Forrest Gump』を通じて、実用的な英語表現の宝庫を学ぶことができました。主人公フォレストのシンプルで明確な英語は、文法の基本を理解するのに最適です。特に口語表現の『gonna』や『wanna』、慣用句の『make sure』『doing just fine』などは、日常会話でそのまま使える表現ばかりです。
映画の名シーンから学んだ20の引用は、単なるフレーズの暗記ではなく、実際の会話でどう使われるかを理解する貴重な教材となりました。過去形の使い方、仮定法、比較表現など、文法ポイントも自然に身につけることができます。
これらの表現を自分のものにするには、実際に使ってみることが一番です。今日学んだフレーズを日常会話で積極的に使ってみましょう。英語学習の旅を、フォレストのように一歩一歩進んでいきましょう!