先日から「What Japan can teach us about cleanliness – 清潔さから日本が教えてくれること」がテーマの記事を読解しています。

・「清潔さから日本が教えてくれること」(1)
・「清潔さから日本が教えてくれること」(2)
・「清潔さから日本が教えてくれること」(3)
・「清潔さから日本が教えてくれること」(4)
・「清潔さから日本が教えてくれること」(5)
・「清潔さから日本が教えてくれること」(6)

A key concept in Shinto is kegare (impurity or dirt), the opposite of purity.
神道の重要な概念とは「穢れ(不浄もしくは不潔)」、清浄とは正反対である。

Examples of kegare range from death and disease to virtually anything unpleasant.
穢れとは死や病気等から現実の喜ばしくないことまでに及ぶ。


range from~ to~「~から~に及ぶ、~から~まで変動する」。

Frequent purification rituals are necessary to ward off kegare.
頻繁な浄化の儀式が穢れを祓い清めるのだ。


ward off「追い払う、受け流す、払い清める、浄める」。

“If an individual is afflicted by kegare, it can bring harm to society as a whole,” explained Noriaki Ikeda, assistant Shinto priest at Hiroshima’s Kanda Shrine.“
「もしある個人が穢れに苦しめられれば、それは社会全体に害を及ぼしかねません」と広島神田神社の神職、池田さん。

So it is vital to practice cleanliness.
そのため清浄を保つことが肝心なのである。

This purifies you and helps avoid bringing calamities to society.
それにより自身も浄化され、社会を災いから遠ざける助けにもなる。


calamity「大きな不幸、災い、惨事」。

That is why Japan is a very clean country.”
だから日本はとても清潔な国なのだ。

This concern for others is understandable in the case of, say, infectious diseases.
この他者への配慮とはどういうことかは、例えば感染病を想像すると分かるだろう。

But it also works on more prosaic levels, like picking up your own rubbish.
だがこの考えは更に平凡なレベル、自分の周りのゴミを拾うといったことにも通じている。


prosaic「平凡な、単調な、面白みのない、殺風景な」。

As Awane put it: “We Japanese believe we shouldn’t bother others by being lazy and neglecting the trash we’ve made.”
粟根さんが言ったように「日本人は、自分の怠惰や自分の出したゴミを知らんぷりするなどして、他者に迷惑をかけることを嫌う。」のだ。

Examples of ritual purification abound in everyday life.
そうした浄化の儀式は毎日の暮らしにも広がっている。

Before entering a Shinto shrine, worshippers rinse their hands and mouth in a stone water basin at the entrance.
神社に詣でる際は、参拝者は入口にある手水舎で手と口を清める。

Many Japanese take their new car to the shrine to be purified by the priest, who uses a feather duster-like wand called onusa that he waves around the car.
多くの日本人は新車を買ったら神社に行き、神官に大幣(おおぬさ)と呼ばれるハタキのような杖で車のお祓いをしてもらう。

He then opens the doors, bonnet and boot to purify the interior.
その後車のドアやボンネット、トランクなども開け内部もお祓いしてもらう。


car-boot「車のトランク」。

The priest also purifies people by waving the onusa from side to side over them.
神官はさらに(その車に乗るであろう)人々にも大幣を振りお祓いをする。

He will even use it to purify land on which new building is about to commence.
この大幣は建物の建築開始時の地鎮祭でも土地を清めるのに使われるのだ。


commence「開始する、始める」。


地鎮祭と上棟式は、私が子供のころ、叔父が新築の家を建てる際にやったのが印象に残っています。

上棟式ではお餅をまいて、それを客が拾うという子供が大好きなイベントがあったので、特に記憶に残っているのかもしれません(笑)。

これらは最近は特に効果も感じないしお金もかかるというので、省略する方も多いようです。

あまりオカルト方向に話を振るつもりはないんですが、新興住宅地などでそういうのを省略して家を建て、家の買主が引っ越しをしたあとに、不幸が続くというのはたまにあります。

私が子供のころ住んでいた家の通りを挟んだ向い側がそういう場所で、若夫婦と小さな子供を持つ家族が7、8世帯引っ越してきたんです。

そのうち2世帯でお葬式がありました。

多分皆さん、引っ越してきて5年は経っていなかったと思います。

その時に母が「やっぱり地鎮祭はちゃんとした方が良かったよね」と。

そしてもし私が大人になって家を建てるようなことがあったら、必ず地鎮祭はやりなさい、と言われました。

まあ偶然かもしれませんし、本当のところは分かりません。

でもこういう「儀式」は、意外にバカにできないことのような気がします。



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