以前、語学力がそれほどなくとも(とはいえ全くできないと苦労しそうです)
海外で働ける仕事として、すし職人を紹介しました。

久しぶりに東京すしアカデミーのホームページを覗いてみたら
どんどん姉妹校が設立されていて、とくに夜の部が大盛況とあって
ちょっとビックリしました。

また現役の大学生で、
このすし職人養成学校に通う人もふえているようです。

長い不況で就活の厳しさばかりが伝えられる日本を飛び出し
海外で働こうという意欲のある若者が増加しているのでしょうか。

2010年にはたった10名しかいなかった現役大学生の志願者が
昨年度には60名にまで増えたそうです。

本気のすしシェフになるには、集中的に勉強して1年かかるそうですが
仕事を持つ人でも通える日曜コースもあり、
こちらもほとんどの講座が埋まっているようでした。

現在もすし職人を目指して、屋根職人、学生、青年海外協力隊、SE、バンドマンと
経歴も年齢も様々な人が学んでいるようですが
やはり皆さんの目標は、海外就職、独立、永住ビザの取得がほとんどのようです。

また卒業生の方々の中には
ロンドンですし店をやっている方や、スイスで和食ケータリングをしている方、
カナダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、
スペイン、オーストラリアなどの寿司店でシェフをつとめる方もおられるようです。


加えて海外からの生徒さんもおり、中には自国に店を持っていて
そこで働いてくれる日本人シェフを探すという目的で入学する生徒さんもおり、
中にはそんな縁で、就活もしないうちに雇用先が決まった例もあったそうです。

そして気になる卒業後の進路ですが
卒業生たちの感想によると
総じて海外のきちんとした店舗で働けると
日本よりも労働条件というか、ワークライフバランスは良いようです。

住環境も日本より良い場合が多く、給与も高い。
休暇もしっかり取れて、就労時間も規定通りと
日本の労働環境から見ると天国のような環境である反面、
いつまでも言葉ができない、技術の進歩がないとなった場合は
解雇の可能性も少なくないのが現実のようです。

やはり本気で目指すなら、すしの勉強と平行で英語のスキルも上げておいた方が
より条件の良い仕事先に恵まれそうです。

特にオーストラリアは収入が良い傾向にあるそうですが
英語力も含め、求められるスキルも高いとのこと。

カナダは比較的永住権が取りやすいとのことですが、
中国人も多く、彼らの自己流の寿司作りもなかなか侮れないレベルだそうで
(ちょっと意外ですね)
日本人だからといっても油断禁物で、技術を磨き続ける必要があるそうです。

寿司は高級なイメージが定着しているので、シェフとなったあとの就職先が
先進国や、割合に安全で豊かな国が多い点は、多少安心できるポイントではないかと思います。


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