ネイティブスピークは、舌と口の動きを細かく見て真似をすることで、発音をよくするDVD
これは「リスニングパワー」を作っている会社が、発音矯正のために開発した教材で
頭部を真横から見るCG映像を使って、正しい口と舌の動かし方を練習することで
正確な英語の発音が身につくというものです。
この教材の一番の特徴は、CG映像の口と舌の位置に番号が振られていて
その番号を目安にして、自分が英語を話すときにも
口の中の動きがイメージしやすい点だと思います。
この点が、口の動かし方を映像と文章で解説している「発音Pro」との大きな違いです。
(「発音Pro」では子音練習のみ、頭部を真横から見るイラストがあります)
ではどちらがより分かりやすいかと言いますと
私の印象では、このように思います。
【口の中の動かし方が分かりやすい】
1位:ネイティブスピーク
2位:発音Pro
【ネイティブの口の動かし方が分かりやすい】
1位:ネイティブスピーク(正面・横顔の2パターン見られる)
2位:発音Pro(正面1パターン)
【発音以外に学べること、付加機能】
1位:発音Pro
・ターゲット音(アクセント)
・文章を発音する際のイントネーション
・類似な音を持つ単語の聞き分けレッスン
・音声認識プログラムを使った発音チェック
2位:ネイティブスピーク
・リエゾン
・自己紹介スピーチ法
・綺麗な発音に必要なボイストレーニング(腹式呼吸)
ということで、
発音の良し悪しをチェックする機能はないものの、
「英語の発音の仕方」は、ネイティブスピークの方が、圧倒的に具体的で分かりやすい。
対する「発音Pro」は、具体性では及ばないものの
母音、子音、単語、文章と、4パターンの発音チェックができる。
という特徴があります。
下の動画で、ネイティブの女性と会話をしている右側の男性は
「ネイティブスピーク」開発に携った横田力さんで
このDVDの狙いは、60日間の自己練習で、このレベルまで到達することのようです。
そういうわけで、個人的には
いま現在、もし発音に関する書籍や教材を一つも持っていない方であれば
・ネイティブスピーク
もし何かしらの発音教材、もしくは書籍を持っている方なら
・発音Pro
がいいのではないかと思います。
要は、基本的な発音の仕方を頭では理解しているけど
舌と口がそれを上手く再現できていないと思う方は
「発音Pro」の発音チェック機能は、かなり役に立つのでこちらがおすすめですが
一方で、まだ基本的な発音の仕方がよく分からない、
それをきちんと知りたいという方なら
ネイティブスピークの方が分かりやすいのでは、と思います。
最先端CG映像でネイティブの口の中の動きがわかる発音教材
「ネイティブスピーク」公式ページ >>
2014年3月追記:
当サイトからネイティブスピークをお申し込みの方にプレゼントがございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
具体的・視覚的に発音の仕方が「見られる」のが、大きなメリット
正直なところ、この両者の大きな違いは
・動くCG映像(ネイティブスピーク)か、イラスト(発音Pro)か
・口の中の映像 / イラストに番号がある(ネイティブスピーク)か、ない(発音Pro)か
という点だけの気もするのですが
発音が苦手な方というのは、このくらい理論的と言うか、
曖昧なところが無い説明の方が、
早く正確な音を捉えられるんじゃないかと思いました。
逆に発音が得意、もしくはそこそこOKという方は
ちょっとくらい曖昧な説明でも、
けっこう正しい音をつかめてしまう人ではないかと思います。
例えば、相手の口の動きを見ただけで
その音を自分も大体発音できるとか、耳で聞いた音を再現できちゃうとか
そういう感覚的な身につけ方ができる人です。
でも多分、本当に発音で悩んでいる方というのは
今まで見てきたものよりもっと具体的で、自分も間違いなく同じやり方ができる、
そういう方法が知りたいと望んでおられるのではないでしょうか。
そういう方にはこの「ネイティブスピーク」が
助けになってくれるのではないかと思います。
最先端CG映像でネイティブの口の中の動きがわかる発音教材
「ネイティブスピーク」公式ページ >>
2014年3月追記:
当サイトからネイティブスピークをお申し込みの方にプレゼントがございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
通じやすい英語を話すために大切な、発音以外の2つのポイント
「ネイティブスピーク」には、正しい英語の音を発音するために
具体的な口の動き、舌の動きはもちろん、
ボイストレーニングや腹式呼吸のトレーニングもあるのですが
実はこの2つこそ、英語らしい発音をする上で非常に重要だということは
私も体験的に感じています。
ある程度、英会話のできる方なら体験されたことがあると思いますが
自分が英語をノッて話している時というのは
まず例外なく、腹式呼吸で発声しているときなんです。
そして日本語を話すときより、声のトーンも低めになります。
より深く通る声、というんでしょうか。
説明が難しいのですが・・・
これはどうしてなのか、自分でも分からないんですが
無意識にそんな風に切り替わっています。
これは会話も発音も、
自分なりにスムーズで調子のよいときに共通するサインなのです。
多分それが一番、相手に通じやすい発声法だと
体験を通して気づいたのかもしれません。
「ネイティブスピーク」に
ボイストレーニングと腹式呼吸のレッスンがあるということは
おそらく、それ(声のトーンや発声法)が
英語を通じやすくする土台だと考えられているからではないでしょうか。
そしてこういった「声の出し方」にまで配慮して設計されている点に
私は「ネイティブスピーク」の目の付けどころの鋭さを感じました。
「発音の仕方」は多くの人が意識するポイントですが
声のトーンや発声法まで意識して練習することって、実はあまりないのでは?と思います。
でも「ネイティブスピーク」はそこまで切り込んでいます。
そしてその点こそ
英語らしい、ネイティブらしい発音がどうすれば身につくのか?
そこに真剣にこだわって作られているなあ、と私が感じた理由です。
これを繰り返し見て、声に出して練習して
それでも前と変わらない、ということはまず無いのではという気がします。
「英語の具体的な発音法」については
これ以上望めないほど、親切丁寧な教材だと思います。
最先端CG映像でネイティブの口の中の動きがわかる発音教材
「ネイティブスピーク」公式ページ >>
2014年3月追記:
当サイトからネイティブスピークをお申し込みの方にプレゼントがございます。
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ネイティブスピークのまとめ
ネイティブの口の中の動きを徹底的に「見せて」それを真似る、という発音習得法で、この方法が効果的なのは恐らく、発音に関してはまっさらの状態の人、これまで発音を特に練習したことがないという方かもしれません。
私個人の感覚だと、見てそのままを真似する、というのは余分な知識が無いほうが上手くいく気がします。
というのは、他の方法で発音を少し練習したことがある、でも上手く出来なかった、という方の場合、自分でも気づかないような発音のクセがついている可能性もあるからです。
その場合はやはり発音チェック機能がついているもの(発音Pro)や、言葉や具体例で、自分の勘違いを修正してくれるようなもの(発音の3ステップ)の方が効果的なように思いました。
ですからもし、本格的な発音の勉強はこれが初めてという方なら、この「ネイティブスピーク」は、とても具体的で正しい発音のイメージがしやすいので、これで勉強を始めるのは非常に良いスタートになるのでは?と思います。
コスパの良さ | 効果期待値 | 続けやすさ | 理解しやすさ | おすすめ度 |
17 /20点 | 16 /20点 | 17 /20点 | 18 /20点 | 16 /20点 |
合計:84 /100点 |
最先端CG映像でネイティブの口の中の動きがわかる発音教材
「ネイティブスピーク」公式ページ >>
2014年3月追記:
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