スタディサプリENGLISHは、恥ずかしくない、緊張しない英語学習サービス
スタディサプリ ENGLISHは、リクルートが運営するオンライン英語学習サービスです。
スマホやタブレット、パソコンを通じて楽しく効果的に英会話力を高めるというもので、このスタディサプリENGLISHの特に良い点は、生身の人に接することなく学べるため、いくら間違えても恥ずかしくないし、緊張せず、自分の好きなペースで取り組めるようになっている点です。
オンライン英会話で外国人の先生と話して上達する、これも素晴らしい方法ではありますが、やはり壁が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
効果的なのは分かるけど、いきなり外国人を相手にレッスンなんて緊張する、怖い、まだ自信が無い・・・。
スタディサプリENGLISHは、こうした方にピッタリのサービスで、月額980円(税抜)という安さに加え、24時間いつでも気が向いた時にレッスンが出来るのもありがたい点です。
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まずはスタディサプリENGLISHのレベルチェックを受けてみよう
スタディサプリENGLISHには、一週間の無料お試し期間が設けられていますので、まずそれを利用して、今の自分の英語レベルをチェックしてみましょう。
レベルは6段階で、数字が大きくなるにつれ上級コースとなっていき、レベル6ともなると、日常会話の域は完全に脱し、英語で会議やミーティングをバリバリこなせるレベルではないかと思います。
・レベル1の内容サンプル
・レベル3の内容サンプル
・レベル6の内容サンプル
私も早速挑戦してみたところ、スタディサプリENGLISHでは「レベル5」ということで、企業でバリバリ働くにはまだ満たないレベル、まあ日常会話の中~上と言う感じでしょうか。
確かにそんなモンです、このレベル判定は正しいと思います(笑)。
それでは早速、レベル5のレッスンをやってみましょう。
レッスンはストーリー仕立てになっており、ホームステイでアメリカにやって来た少年が、様々な出来事を通して成長していく過程が描かれており、その話の中に英会話レッスンが組み込んであります。
スタディサプリENGLISHのストーリー構成は携帯ゲームの「モンスターストライク」や「逆転裁判シリーズ」を手掛けた会社によるもので、普通の英会話教材よりも面白さがとても重視されており、学習者をとにかく飽きさせない、楽しませる、という工夫が随所に見られます。
どんどん続きが知りたくなる → いつの間にかどんどん学習が進んでしまう、という好循環にハマるようプロ集団が考え抜き、計算しつくして作った、という気がします。
ゲームはハマると課金が怖いですが、スタディサプリENGLISHなら心おきなくハマりまくるべきですし、またハマっている事を親や周囲に褒められるはすです(笑)。
各レベルとも内容ボリュームが充実しており、レベル5の場合は220ものチャプターがあります。
そして各チャプターは
1.内容理解クイズ(リスニング)
メインとなる会話を聞いたあと、クイズに答えて理解度を図る
2.ディクテーション(リスニング&ライティング)
聞こえてきた英文の一部をタイピングする
3.会話文チェック(リーディング&文法)
チャプターの会話文と大事なポイントを目と耳で確認する
4.なりきりスピーキング(スピーキング&発音)
ロールプレイ形式でスピーキング力と発音を鍛える
この4ステップをこなして完了という流れで、およその所要時間は全部一気にやった場合で20分~30分くらいでした。
スタディサプリENGLISHでは各ステップでそれぞれ出来具合を採点される形式で、採点項目も細かく設定(聞き直しやミスタイプで減点、スピーディーに出来たら加点など)されており、ここでもゲーム感覚の面白さが味わえるようになっています。
4つのステップはもちろん一気にやる必要もなく、また苦手な部分は何度も繰り返し練習出来るようになっていますので、自分のペースで無理なくやっていきましょう。
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スタディサプリENGLISHでは、ディクテーションがオンラインで簡単に出来る
この4ステップの中で私が特に良いと思ったのは、2のディクテーションで、これは聞こえた単語をタイピングして文章を完成させるというトレーニングです。
ただ何も考えず、それこそゲーム感覚で2~3回やってみるだけでも、ただ文章を聞き流すよりも、英文が確実に頭に残る感覚がありました。
語学習得にはディクテーションが良いというのは昔から知られていますが、いざ自分でやろうとすると結構メンドウなんですよね・・・(笑)。
そのディクテーションをこうしてタイプするだけ、ゲーム感覚で出来る仕組みに落とし込んだ点は、さすがリクルートだなあと思いました。
何かと煩雑で面倒な結婚準備の手引き書「ゼクシィ(私もお世話になりました)」、快適で楽しい旅の手引き書「じゃらん」、発行当時は新鮮だった求人情報誌「とらばーゆ」、駅のラックにあったら絶対もらう「R25」「L25」など、リクルートは人々の不便を解消し、便利さや楽しさを届ける手腕と着眼点にかけては、語学教材専門の会社に比べて何倍も長けていると思いました。
ユーザー側の面倒くささは徹底的に取り除いて、しかし続ければきちんと成果が得られるよう、そして飽きずに楽しく続けられるよう、本当に工夫されていると感じました。
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スピーキングの発音判定はロゼッタストーンにも負けない精度
スタディサプリENGLISHのディクテーション、そしてもう一つの目玉はやっぱり「なりきりスピーキング」でしょう。
これは1~3で学習した会話にロールプレイ形式で自分も参加するというもので、これとほぼ同じ形式のレッスンはロゼッタストーンにもあります。
スタディサプリENGLISHでは、登場人物の一人の役を自分がつとめて、セリフをマイクに向かって話すと、発音チェックをしてくれる仕組みなのですが、これが結構キビしめでしっかりしています(下の動画で無音になる部分で私が話しており、終わったあと判定が出て来ます)。
ロゼッタストーンにもスタディサプリENGLISHと似た仕組みのスピーキング練習システムがあるんですが、私の体感ではこちらの方が判定がシビアな感じ、発音Proと同じくらいの印象を受けました。
どうせ機械だろうと軽く見てシャラっと話すと、ダメだしの嵐です(笑)。
非情に、いや非常にしっかり発音をチェックしていて、この点は機械である分、生身の先生よりも厳格で遠慮が無い感じで、そこが良い。
上手く出来なかった発音はコツもきちんと教えてもらえるので、それにそって練習していきます。
オンライン英会話やスクールとは違い、スタディサプリENGLISHは誰かに聞かれているわけでもないので、何度でも思う存分やってみましょう。
もしこの発音チェックでマルをもらえるなら、多分Siriにも間違いなく通じるし、もちろん生身の人にもしっかり通じると思います。
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スタディサプリENGLISHに月額980円の価値はあるか?
このスタディサプリENGLISHは、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)という、欧米で広く導入されつつある、語学コミュニケーション能力の国際標準規格に準じた設計、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく伸ばす目的で作られています。
つまりTOEIC向け教材などに比べると、より英語を話すこと、英語で人とコミュニケートする能力を高める事に特化されていると思います。
社会の求めに応じてTOEIC等のスコアを高めるのも大切な事ですが、私の場合はずっと「違う文化圏の人と交流する力を得ること」が目的で英語をやってきたこともあり、スタディサプリENGLISHの「CEFRに添った学習システム」というのに価値を感じます。
これまでは「聞く・話す・読む・書く」を独学で平行的に高めていくことは、不可能ではないけれども難しかった、特に「話す」能力を磨くには機械であろうと人間であろうと、とにかく相手が必要です。
オンライン英会話がその方法としてここ数年、台頭してきていますが、イマイチ勇気が出ない、やってみたいけどいきなり外国人ってのもちょっと・・・という人にとっては、「話す」能力を磨く機会はないままでした。
それを解消したのが、ロゼッタストーンや発音Proなどの機械を使ったスピーキング練習で、これは素晴らしいことだったと思います。
ただロゼッタストーンは価格が若干高め、発音Proは価格からすると素晴らしいボリュームなんですが、両方ともソフトウェアとして組まれている都合上、文章のバリエーションには限界がありました。
その点を解消しているのが、スタディサプリENGLISHで、恐らくユーザーからのフィードバックなどを元に、定期的に新たなレッスンプログラムが追加されています。
つまりスタディサプリENGLISHはまだ完成形ではなく、時代やニーズに応じて変化をし続けている学習サービスであり、このどんどん拡張・改良されていくシステムを利用する対価として考えれば、月額980円は決して高くないのではないでしょうか。
経済的な側面から見た一回買い切りの教材の良さは、それ以上お金がかからない事と、ずっとその仕組みを使い続けられる事です。
ですから繰り返し同じことを練習する発音や、文法のトレーニングとしては、大変コスパが良いものです。
しかし時代や自分自身の進歩に応じて、随時変化させていきたい話す力・聞く力をつけたい場合、スタディサプリENGLISHのような、改良拡張型の教材こそ最適ではないかと思います。
しかもスタディサプリENGLISHの場合は「話す・聞く」だけでなく「読む・書く」までも網羅されているとなれば、文句のつけようもありません。
自分で学習したい、しかしシャイな人が多い、そして価格も抑え目で・・・という多くの日本人のニーズを本当によく研究して作ったな、と感心します。
リクルートは「受験サプリ」でもオンラインの低価格予備校サービスを打ち出して、革命を起こしましたが、今度はスタディサプリENGLISHによって、英会話の分野でその革命を起こそうとしているようです。
英語をツールとして使いこなす日本人がどんどん増える、そんな革命が実現したら素敵ですね。
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