ザ・メンタリスト シーズン1 第3話より:
tool
お人よし、他人に利用されがちな人、おバカさん
地元の有力者・クルティックが捕まったことを知り
彼の息子・ダニーが署を訪ねてくる。
自分の父がクリスティン殺しの犯人と疑われていると知ったダニーは
ダメ親父だけども放っておけないとジェーンらに訴える。
実はこの時点で真犯人の目星をつけていたジェーンは
その真犯人をあぶりだすべく、ダニーに本人には気づかせない手法で
彼にある役を引き受けさせるのだった。
I can’t let my dad be punished for something he didn’t do,
親父が無実の罪に問われるなんて見過ごせない、(ダニー)
no matter what a tool he is.
例えどれだけバカな親父だとしても。(ダニー)
So you’re confessing.
つまり君は罪の告白を?(ジェーン)
We know it was you that killed christine and the guard.
君がクリスティンと警備員を殺した事は分かっている。(ジェーン)
What? No, no, no, that’s not right.
何だって?いや違う、それは違う。(ダニー)
Who told you that?
一体誰がそんな事を言ってるんだよ?(ダニー)
tool は「道具」という意味ですが、それが転じた俗語として
「お人よし、他人に利用されがちな人、おバカさん」という意味もあります。
またこの表現は、誰かに利用されてばかりの道具、
更に本人は自分が相手に利用されている事に気づいていない、というニュアンスがあり
そういう点で「おバカさん」という意味にも繋がってきます。
今エピソードではこの直情型の若者の感情を、ジェーンが上手くある人物にぶつけさせ
そこから事件が解決するという流れになっています。