私はいま、本当に猛烈に怒りを感じています。
グアムの無差別通り魔事件です。
まだ続報が次々と入ってきており、
事件の全容は明らかになってはいませんが
今現在で、邦人旅行者3名の方が犠牲になってしまいました。
犠牲になられた方の中には、
命がけでわが子を守ったお母さんもおられたとのことで
何とも胸が痛みます。
グアムは海外旅行先の中でも
かなり安全とされていた土地だっただけに、
この一報を知ったときは驚きました。
しかし一歩海外に出れば、たとえ安全と言われている国でも
日本に比べて警戒レベルが1、2段階は上がる、
危険と遭遇する確率が上がるんだということを改めて強く感じます。
それは一つには、
海外での薬物等の流通度合いが日本の比ではないことと、
もう一つは銃やナイフなどの
武器の所持率の高さなども関係しているように思います。
今回の容疑者も、終始意味不明なことをつぶやいているとか、
酒か薬物で酩酊しているように見えたと言われています。
この事件でかえすがえすも私が口惜しく思うのは
(もし報道が事実だとしたら)容疑者が酩酊状態であったならば
もしかして、護身術の心得の一つ二つを持つ人がその場に何人かいたら
ひょっとしたら助かった人もいたのではなかろうか、ということです。
私は前にも書いたことがありますが(暴力からわが身を守るクラヴ・マガ)、
クラヴ・マガという護身術を習ったことがあり
成人男性の攻撃力の強さを、身をもって体験したことがあります。
相手のこぶしが上唇に当たったな、と思ったら
自分の口の中が鉄臭くなって、切れたところから血が出ていました。
クリーンヒットのパンチではなく、グローブをつけていても
そのくらいの衝撃があります。
こんな程度の私では
しらふの男性の攻撃をまともに正面から受ければ、恐らく体が吹っ飛ぶでしょう。
もし私が今回のような凶行の現場に居合わせても、
ただ逃げるのが精一杯で、犯人を取り押さえることなど出来ません。
でも護身術を少し知っていると
羽交い絞めにされた状態からすっと抜けられたり、
首にかけられた手を外す方法や、
相手の急所を狙ってダメージを与える方法が分かるので
危険な状況でも1、2秒のスキを作れる「可能性」が生まれます。
そしてその1、2秒のスキの有無が、
いざという時の生死を分ける「可能性」もあるのではないかと思うのです。
子どもを守り、相手をブチのめして自分も助かる母ちゃんになりたい
こんな凶行現場の只中では、皆パニックになります。当然です。
そこで犠牲になる人、ならない人を分けるものが何なのかは
私には分かりません。
ただ一つ、とてもとても強く思うのは、もし自分の恋人、家族、子ども・・・
とにかく自分の大事な人がそんな現場に、万が一巻き込まれたとき、
もし自分に「何秒かのスキを作り出す術」があれば
自分も、そして自分の大事な人を救える可能性もゼロではないはずだ、
ということです。
もしあなたと、自分のパートナーの両方にその術の心得があれば
お互いを救える可能性は、さらに高まるのではないかと、
私はそんな風に思うのです。
そしてたまたま私たち夫婦は、夫にも武術の心得があり、
私も一応、クラヴ・マガの心得があります。
これらを習ったのは、それぞれ2人が出会う前のことなので
偶然そんな同士が結びついたというわけです。
それはもしかすると、2人ともそもそも海外志向というか
いずれ日本の外に暮らすという将来像を、
割と若いうちから明確に描いていたせいかもしれません。
または海外に一人で出たときに、自分を守れるのは自分だけだと
夫も私も、若いときに強く感じた瞬間があったのかもしれません。
これを読んで下さっている方に、
こういうことを無理強いするつもりは毛頭ありません。
でも英語を習得したのち、出て行こうとする先には大体、
日本以上の危険があることは確かです。
クラヴ・マガや護身術をやったところで、
助からないときは助からないかもしれません。
でもなるべく、いや絶対に、生きていたいじゃないですか。
酒だかクスリだかでイカれたような奴に、
自分や自分の大事な人の命を奪われるなんて悔しすぎるじゃないですか。
クラヴ・マガっていうのは、
極めると女性の素手でも男性を殺められるほどの威力があるんです。
まあ自分も骨折くらいはするんでしょうが・・・。
私にもし子どもが出来たら、
子どもも守るし、相手をブチのめした上に自分も助かる母ちゃんになりたい。
私たちはいずれ海外に身を置く計画をしているので
なおさら今回のような事件は胸に響きます。
叫んだって泣いたって、イカれた奴には通用しません。
だったら自分の拳を強くするしかありません。
犠牲になられた方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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