めでたくロンドン郊外、Richmondの住人となった私は
学校からの帰り道に
メインストリートで買い物をするのが日課となりました。

私の間借りしているMrs.Mの家は、可愛らしい一軒家で
2階の一室が私の部屋、
キッチンやバスルームは夫人と共用するというルールで暮らしていました。

冷蔵庫の一区画を私専用に空けてもらったので、
そこに買ってきた食材をおさめ、各自で食事を作ります。

大通りには、TESCO(テスコ)とWaitrose(ウェイトローズ)という
2つのスーパーがあり、それぞれに特徴があります。

まずTESCOは、英国のイオンといったところで
毎日何かしら「お買い得品セール」がある庶民的なスーパーで
よくあるのが
“Buy one, get one Free”という看板です。

つまり「1つ買ったらもう1つあげます」ということで
シャンプーや洗剤から缶詰、チョコレートや文房具に至るまで
あらゆるジャンルに
“Buy one, get one Free”コーナーがあるのです。

また夕方にTESCOに行くと
“Reduced”と書いてあるワゴンが並んでいるのです。

“Reduced”とは値引き品のことで、
主に賞味期限の近い食品などが
定価の2~3割、時には5割引で売られているわけです。

そこでよくこの“Reduced”ワゴンで、パンを買っては
朝はミルクティーとそのパンを食べ、
さらにそれでサンドウィッチを作って、
学校のランチもそれで間に合わせていました。
大体10スライスくらい入った袋が
50ペンス(80円くらい)で買えたので、かなり助かりました。

ちょっと戸惑ったのが肉で
ある時、私の大好きなラムを見つけ、ウキウキと家に戻り
さっそく夕飯にと、フライパンで焼いてみたのですが
上ブタが無いせいもあって
どうにも焼けるまで時間がかかるのです。

結局30分以上、フライパンにつきっきりで火加減を見続けて
ようやく食べられる状態になったのですが
次第に、
この肉はオーブンでローストすべき肉だったのでは?
と思いあたったのです。

これまで肉をローストしたことなどなかったので
肉といえば
煮るか、フライパンで焼くか、揚げるか、
しか浮かばなかったのですが
次の日またTESCOに行って、よーくラベルを読んでみると
炒め調理用の肉にはちゃーんと
「Stir fry(炒め用)」と書いてあるのです。

そしてStir fry用の肉というのは、種類が少ないのです。

その時、肉を「炒める」というのは、
ものすごくアジア的

ここでは一般的でない調理法なんだと気づきました。

オーブンは大概、Mrs.Mが使っていますし
ローストは時間がかかるので、
結局それ以降、ラムだろうとポークだろうとチキンだろうと、
「Stir fry」だけを選ぶようになったのでした。


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