「Tadaku(タダク)」外国人が母国語で教える家庭料理教室
「Tadaku(タダク)」は厳密に「英語のレッスン」と言えるかどうかは分かりませんが、外国人の先生に彼らの母国語で、彼らの家でその国の家庭料理を習うという、今までになかった異文化交流+英会話+クッキングスクールを開催しています。
主宰は下記の動画にも登場するスペイン出身のタオさんで、最初は数か国の友人たちと小さく始めた「Tadaku」のサービスは、今では約50人もの世界中から来た先生から多言語のレッスンを受けられるまでに広がっています。
「Tadaku」の概要は
・参加は1回ごとの申し込み制
・どの国のレッスンであっても参加費は5000円前後
・5~6人ごとのグループレッスン
・内容は外国語での料理レッスン&食事会
・参加費には食材費、ドリンク代も含む
ということで、英語はもちろんフランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語など、バラエティ豊かに開催されています。
Tadaku(タダク) 一日ホームステイの様な、新しい料理教室のカタチ。外国人が教える家庭料理教室 >>
Tadaku は、有名女流作家のすすめる英語独学法にそっくり
作家の桐島洋子さんは、タレント・モデルのカレンさん、キャスターのノエルさん、写真家のローランドさんのお母さまですが、まだまだ一般的な日本人で英語を話す人など少なかった時代に、自力で英語を身につけた方としても有名です。
子供たちの父親はアメリカ人ということで、若い頃から英語は堪能でいらしたと思いますが、その桐島さんが著書の中で「効果的な英語独学法」の一つとして、料理のレシピブックを原語で読むという方法を推奨されていました。
その理由は、調理法の説明で使われる言葉というのは、日常生活のベーシックな動作を表すのに必要不可欠な単語が多く、それでいて調理法の説明自体は簡潔で分かりやすいためで、それゆえレシピブックの読書を英語初心者にはおすすめしたいとあったのです。
「Tadaku」を知ったとき、その話を一番に思い出しました。
さらに桐島さんも若い頃、外国人を含む友人を自宅に招き、手料理でホームパーティをよくしていたと、そういう記述もあったと思います。
そのころから恐らく半世紀くらいたっていると思いますが、まるで「Tadaku」は彼女の英語習得法をなぞったようなサービスじゃないかと驚きました。
ただ残念なことには、「Tadaku」は今のところ東京、神奈川、埼玉等の関東圏、京都などの関西圏が主な活動エリアで、あまり地方には普及していないので、自分の住んでいる近くで開催がない場合は参加しづらいと思います。
また主宰のタオさんによると、基本的に何語のレッスンでも、先生はある程度日本語も出来る方ばかりなので、本当に英語初心者の方、また外国のホームパーティの雰囲気を楽しみたい方でも大歓迎だそうです。
興味を惹かれたという方は、ぜひ「Tadaku(タダク)」公式サイトを訪ねてみて下さい。
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