このところ、WOWOWでウィンブルドンテニスを見ています。

残念ながら、錦織圭選手は4回戦で脇腹の負傷のため棄権となってしまいましたが、
他選手の試合を楽しく観戦しています。

WOWOWのウィンブルドン中継では、試合後に勝利した選手のインタビューがあり、
開催地は英国ですのでイギリス英語のインタビューと、選手の受け答えが聞けるんですが、
これが字幕なし・通訳なしの生中継で、ぶっつけ本番のリスニング練習として重宝しています。

先日はマリン・チリッチに勝利したロジャー・フェデラーのインタビューでしたが、
彼の英語はとても聞きやすくて滑らか、うちでは彼を“貴族”と呼んでいますが(笑)
まさにそんな感じの話し方だなと思いました。

同じく非英語圏の選手の中では、ジョコビッチの英語もとても聞きやすく、
彼のすごいところは、頻繁にジョークを交えてお客を楽しませるところです。

ジョコビッチはセルビア生まれ、ということは、英語は後天的に学んだのだと思いますが
その場の雰囲気や当日のハプニングなどをネタに、サラリとジョークで皆を笑わせるというのは
相当高い語学力が必要だろうと思うのです。

彼は英語はもちろん、フランス語・スペイン語・中国語も出来るそうですから、
普段からかなりの勉強家なのでしょう。

世界で活躍する色々なテニス選手のインタビューを聞いていると、
ジョコビッチのように語学力が高く、毎回スラスラと気の利いた話をする選手もいれば、
大体いつも同じような受け答えのパターンの選手もいることが分かります。

彼らの仕事はあくまでもテニスであって、英語力は必要なレベルまであれば
あとは問題なく世界中で仕事が出来、人気者になれるわけです。

これは私たちにも同じことで、何も同時通訳並みにペラペラにならずとも
自分にとって必要十分な英語力があれば良いと思うのです。

英語はあくまでもツールであって、一番大事なのは、その先に英語を使って何をしたいか?のはず。

であれば、どのくらいのレベルを目指すか、どういうジャンルの語彙力が必要かをまず逆算してみて
ひとまず自分に必要な範囲を定めて取り組むのが
最短で英語を身に着けるコツではないでしょうか。

テニス選手であれば、自分のプレイについて、テニスに関する用語、体調、天候、
お客さんへのメッセージ、今後の抱負、
インタビューなどでは大体そのくらいの範囲がカバー出来ていれば良いのでしょう。

これを自分に当てはめてみるとどうでしょうか。

海外移住と言っても、海外転勤するお父さんと、それについていく家族では、
求められる英語の範囲も変わってきますし、ホームステイ、ワーキングホリデー、
大学進学、海外協力隊、海外就職、結婚による渡航など、
英語が必要となる理由は人それぞれでしょう。

それぞれの目的に合うのはどんなジャンルの語彙か、
ひとまずどのレベルまで英語力を高めればよいのか、
そこから範囲を絞ることで最短で成果も感じやすく、
自分にとっても一番楽な形で英語と付き合えるのではないかな?と、そんな事を思いました。