耳を鍛える、英語のリスニングを上達させるには、とにかく聞きまくることだと思います。
好きな曲でも良いですし、ドラマでも映画でも、毎日必ず一回は英語を聞くように、暮らしの中に組み込んでしまいます。
私の場合は英語はまあまあ聞き取りが出来るので、耳の訓練として、フランス語とか中国語でこれをやります。
最初は意味が分からなくても、ただ聞いているだけ、この時はウンチャラカンチャラ・・・ただのひとかたまりの音の連結にしか聞こえません。
あまり気にせず、その言語の音に耳を鳴らす気持ちでそのまま聞いていきます。
そうすると段々、音の連結がほぐれてきて、単語ごとの区切りが何となく、聞こえてきます。
耳がそこまで来たら、音を意識しながら字幕を読んでいきます。
この時点では細かい文法はもちろん分かりませんが、音を聞きつつ字幕を見ていくうち、少しずつ特定の単語の意味がつかめてきます。
あとはその繰り返しで、感覚としては2時間の外国語映画一本を見終わるまでに、4~5語くらい意味が分かれば上出来くらいの感じで、余裕と興味があるときは、自分の解釈が正しいかどうかチャチャっと調べます。
何のために?と言われると、ただ楽しいからなんですが、普段話している言葉(私の場合は日本語)と違う言語を意識的に聞くと、脳が活性化するような感覚があるんです。
ボヤけてる脳がシャキっとするような(笑)刺激を与えているような。
これはうちの親の話なんですが、二人とも外国語を本気で聞きません。
たぶん最初から興味ないんだと思いますが(笑)、まず自分たちに分かるはずがないと思い込んでいて、はなから音をシャットアウトしている感じです。
うちの母は韓流ドラマ大好きで、あれって見ていると韓国語のまま字幕で放送しているバージョンもあるんですよね。
でも母はそういうのは見ないで、吹替のドラマだけ見ています。
別に今から韓国語を勉強したって仕方ないし、字幕はメンドクサイ・・・ということらしいんですが、もし母が字幕で韓国語のドラマを見ていたら、中高年にも発音は難しくなさそうですし、今頃ちょっとは話せるようになっていたんじゃないかと思います。
分からないけど、ボケ防止にもなるんじゃないかなあと、まあ本人はまだまだ若いと思っているので言えませんが(笑)。
ともかく英語でも中国語でもスペイン語でも韓国語でも、この方法である程度は耳を慣らすことが出来ると思います。
深夜の映画でも録画しておけば、あとは好きな時に流しておくだけで、もし気に入った作品があれば、同じ作品を何度も見るのがおすすめで、見れば見るほど分かる箇所も増えていくはずです。
大人の方にはもちろん、お子さんの耳慣らしにも良い方法なんじゃないかなと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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