昨日から「A high-carb diet may explain why okinawans live-so long 沖縄の長寿の秘密は高炭水化物食?」がテーマの記事を読解しています。
・「沖縄の長寿の秘密は高炭水化物食?」(1)
So could the “Okinawan Ratio” – 10:1 carbohydrate to protein – instead be the secret to a long and healthy life?
ではこの「沖縄比率」10(炭水化物):1(タンパク質)が健康長寿の秘密なのだろうか?
Although it would still be far too early to suggest any lifestyle changes based on these observations, the very latest evidence – from human longitudinal studies and animal trials – suggest the hypothesis is worth serious attention.
だがそれらの意見を元に食生活を変える前に、最新の研究から来る仮説にも耳を傾けてみよう。
hypothesis「仮説」。
According to these findings, a low protein, high carbohydrate diet sets off various physiological responses that protect us from various age-related illnesses – including cancer, cardiovascular disease and Alzheimer’s disease.
その研究で分かったのは、低たんぱく高炭水化物の食事には加齢から来る病気、ガンや心血管疾患、アルツハイマーなどから体を守る生理反応を始動する働きがあることだ。
physiological response「生理反応」。
cardiovascular disease「心血管疾患」。
And the Okinawan Ratio may achieve the optimal dietary balance to achieve those effects.
そして「沖縄比率」は、そのために最適な食事バランスかもしれないのだ。
optimal「最上の、最適の」。
Much of this research comes from the Okinawa Centenarian Study (OCS), which has been investigating the health of the ageing population since 1975.
これらの研究結果の多くは「沖縄百年研究(OCS)」が1975年から続けている調査に基づいている。
The OCS examines inhabitants from across the Okinawa prefecture, which includes more than 150 islands.
OCSは沖縄全土、150の島々をも含む住民に調査を行っている。
By 2016, the OCS had examined 1,000 centenarians from the region.
2016年には1000人の100歳超えの人々を調査した。
Rather than suffering a prolonged demise, the Okinawan centenarians appeared to have delayed many of the usual effects of ageing, with almost two thirds living independently until the age of 97.
沖縄の100歳の人々は長く病に苦しむというより、通常よりも老いのスピードが遅い傾向があり、うち3分の2の人々は97歳まで自立した暮らしを営んでいた。
prolonged「長期の、長引く」。
demise「死去、逝去、崩御、終焉、終結」。
This remarkable “healthspan” was evident across many age-related diseases.
この驚くべき「健康寿命」はあらゆる加齢に伴う疾患をも寄せ付けない。
healthspan「健康寿命」。
The typical Okinawan centenarian appeared to be free of the typical signs of cardiovascular disease, without the build-up of the hard “calcified” plaques around the arteries that can lead to heart failure.
典型的な沖縄の100歳には心血管疾患の兆候もなく、心不全の原因となる血管詰まりも見られない。
Okinawa’s oldest residents also have far lower rates of cancer, diabetes and dementia than other ageing populations.
沖縄の最長老の住民は、他の高齢化地域と比べてガンや糖尿病、認知症の兆候も少ないという。
dementia「認知症」。
前にテレビでやっていたんですが、認知症の方に1日2リットルの水分を取らせるようにしたら、多くの方に症状の改善が見られたそうです。
モデルさんならともかくも、普通のお年寄りが毎日2リットルって結構大変な量なんですが、それを頑張って意識して取ることで、脳の機能が改善されるとか。
このお話の炭水化物もそうかもしれませんが、口に入れるものと健康はかなり密接に関係しているんだなあと思いますね。
私たち東洋人は西洋人より腸が長く、イモ類や野菜、海藻類を消化するのに長けているといわれますけど、この沖縄比率の食事法は、西洋人の体質にはどうなんでしょう。
イモ類メインでたくさん食べるって、お腹が張ってツラそう・・・(ガス問題もあるよね・笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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