put one's heads together
ブレイキング・バッド シーズン5 第3話より:
put one's heads together
知恵を出し合う、一緒に考える
新たにウォルター、ジェシー、ソウル、マイクの4人で ドラッグビジネスを始めると決まり、早速ラボを構える場所を探すことに。 ブルーメスの製作工場には、徹底した換気設備と清潔な空間、 そして何より周囲にバレない事が重要であり、そうした条件をクリアした候補地として ソウルは食品加工工場の一角を提案する。 しかしウォルターは、加工場の湿気と抜き打ち検査がある業種であることを理由に 難色を示すというシーンからです。
Well, there's gotta be some kind of work around, right?
まあ、何か手立てはあるんだろう?(ソウル)
It's a technical problem.
湿気や換気は技術的な問題なんだから。(ソウル)
You guys are technical guys. You know, be creative.
あんたらは技術屋だ。だからほら、独創的に考えてみろ。(ソウル)
Put your heads together. 知恵を出し合えよ。(ソウル)
Anything food-related is gonna have unannounced government inspections.
食品に関係した業種には、政府の抜き打ち検査がある。(ウォルター)
work around 「臨時的な手段、応急処置、代替案」。 そして put one's heads together は「知恵を出し合う、一緒に考える」ということで 直訳すると「額(頭)を寄せ合う」、複数人で相談しあうイメージが湧きますね。 日本語でも“三人寄れば文殊の知恵”なんて言いますが、ここでも偶然3人。 しかしウォルターは、食品業には unannounced「抜き打ちの、予告なしの」inspection 「検査」があることを理由に この場所に納得しません。