先日から「Japan’s ancient vegetarian meal -「日本古来の菜食料理」を読んでいます。

日本古来の菜食料理


・「日本古来の菜食料理」(1)
・「日本古来の菜食料理」(2)
・「日本古来の菜食料理」(3)
・「日本古来の菜食料理」(4)
・「日本古来の菜食料理」(5)
・「日本古来の菜食料理」(6)
・「日本古来の菜食料理」(7)
・「日本古来の菜食料理」(8)
・「日本古来の菜食料理」(9)

This awareness and appreciation has transcended shōjin cuisine to be recognised at the start of all meals in Japanese daily life.
この認識と感謝は精進料理を超えて、日本の日常全ての食事の始まりで見られるようになった。


transcend「越える、超越する、~をしのぐ・勝る」。

Visitors will no doubt have heard the phrase “itadakimasu” uttered before a meal or even a simple snack.
日本を訪れた人なら、食事やおやつの前でさえ「いただきます」という言葉を聞いたことがあるだろう。

Paired with clasped hands and a small bow of the head, the phrase is often translated to mean “I humbly receive”
手を合わせながらの小さなおじぎと組み合わさったこの言葉は、しばしば「謙虚に受け取る」と訳され、

and represents a gratefulness for the food offered and its acceptance.
供された食べ物とそれを受け取る事への感謝を表している。

Be it friends enjoying shaved ice in a cafe or family sitting down to a special meal,
カフェでかき氷を楽しむ友人同士や、特別な食事の席に着く家族であっても

the phrase is never forgotten and denotes the continued tradition of appreciation founded by shōjin cuisine.
この言葉は決して忘れられず、精進料理によって築かれた感謝の伝統を示している。



あらBBCにしては素直に「いただきます」の良さを認めてくれているような・・・(笑)。

敬虔な人々の食事前のお祈りなんかはドラマや映画でも見かけますけども、皆が口にする食事前の感謝の言葉というのは、意外と世界には少ないのかもしれませんね。

生きていく以上、何かしらの命をいただく事になる。

その命を捧げてくれた存在への感謝の言葉として、ずっと忘れずにいたいものです。


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