ここ何回かにわたって、英語の日常会話をマスターするには
最低でも2200時間かかるという話をしています。
そして高校生までに学校で英語に接する時間は約900時間。
しかし「会話力」を養うという意味でカウントできるのは
おそらく500時間くらいではないか?
という私なりの考えを書いてきました。
ここまで読んでくださった方の中には
「それじゃスタートをもっと早く、
幼児のうちから始めたらどうだろう」
とお考えになる方もいらっしゃるかと思います。
確かに幼児のうちから英語にふれる習慣をつけてしまえれば
2200時間を達成するのも早くなりますし
発音なども、大人に比べてより正確にマスターできると言われています。
子どもを持つ私の友人たちも、
わが子を幼児英語教室に通わせていることが多いんです。
実は私は幼児からの英語教育には半分賛成、半分反対です。
まず賛成の理由は発音力と、リスニング力を身につける上では
やっぱり早いうちから取り組む方が
大人になってから苦労しないで済むだろうなあと思うからです。
一方反対の理由は
幼児期~小学生くらいの間というのは
母国語である日本語の基礎力を形成する上でも
非常に大切な時期ではないかと思うからです。
そういう時期にはたして2ヶ国語を同時に頭に入れさせていいものかどうか
いまいち心配な気もしています。
私がこんな風に考えるにはもちろん理由があって
それは昔、こんな経験があったからでした。
外国語を上手くしゃべるから「国際人」ではない
以前勤めていた会社の社長は母国語の日本語に加えて、英語、北京語に堪能な方で
2つの外国語のレベルは、
大きなビジネス上の商談も
自分で簡単にこなせるほどのレベルでした。
ですから私は当然、社長は
子どものころから英才教育を受けてきたのだろうと思っていたのです。
ところがある時、社長の英語も中国語も、
大学を卒業してから独学でマスターしたものであること、
そして自分の子どもたちも
大学を卒業するまでは日本できちんと勉強させ、
その後アメリカや中国に
語学の武者修行に出すという方針を貫いていることを知りました。
その理由をある時、社長に尋ねる機会がありました。
すると社長は
「外国語をマスターするより先に、国際人として必要なことは
人間として自分の軸を持つことだ。
自分の軸を築くとは何かというと、自分の国の文化や歴史をしっかり知ること。
そのためには母国語である日本語や、
日本語で学ぶことをおろそかにしてはいけない。」
と答えました。
そして更に
「ティーンエイジャーのうちに外国に出ることは
ある意味で根無し草になるようなもので、
成熟した大人になったときに、自分が何人でどの国を根っこと考えるべきか、
そのことに迷う可能性がある。
外国語を上手くしゃべるから国際人というわけではなく、
自分の根底にしっかりしたバックグラウンドが築かれて
初めて外国人と対等に渡り合える。
それを国際人というんじゃないか。
だから僕は自分の子どもが大学を卒業して
ある程度日本人としての基礎が完成するまでは、
外国に出さないという考えを持っていた。」
という話を聞きました。
この話がなぜかすごく、私の心に響きました。
確かに外国語を流暢に話せるのは素晴らしいけれども
その目的は何かと考えてみると、
「外国語を上手く話すこと」ではなく
おそらく「外国語を使って、世界中の人とコミュニケートする」ことだと思います。
そのとき一番必要なことは、自分が自信を持って相手と接することで
そのためには自分の軸をしっかり持っていなければならない ――
とすれば、幼児期から2つの国の言語や文化にふれさせることは
上手くいけば素晴らしい成果につながるでしょうが、
もしかしたら子どもが自分の軸を形成する上で、
何かが未完成になってしまう恐れも秘めているのではないかと思うのです。
私自身、まだ自分の子どもがいないので
幼児のうちから英語にふれさせることについて
何が正解なのかは分からない部分があるのですが、
この話は的を得ているような予感がするのです。
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