先日から「The meaning behind the Japanese Zen garden -「日本の禅庭に込められた意味」を読んでいます。

日本の禅庭に込められた意味


・「日本の禅庭に込められた意味」(1)
・「日本の禅庭に込められた意味」(2)
・「日本の禅庭に込められた意味」(3)
・「日本の禅庭に込められた意味」(4)
・「日本の禅庭に込められた意味」(5)
・「日本の禅庭に込められた意味」(6)

Locher continues:
ロッチャーが続ける、

“Yohaku no bi is a device that allows the viewer’s mind to settle down.
「余白の美は、見る人の心を落ち着かせる装置なのです。

Unlike ma, which is intangible space, yohaku no bi typically is represented by something tangible, such as a bed of raked white pea gravel.
無形の空間である“間”に対して、“余白の美”は、一般的に白い豆砂利を敷き詰めたような有形のもので表現されます。

The contrast of the whiteness and uniformity of the gravel juxtaposed against rough rocks or variegated greenery produces the sense of emptiness, which in turn allows the viewer to ‘empty’ their mind.”
砂利の白さ、均一さと、荒々しい岩や多彩な緑のコントラストが空虚感を生み、見る者の心を空っぽにしてくれます。」


juxtapose「~を並べる、並列・並置する」。

So uncluttered spaces help unclutter the mind, invoking a kind of meditative state.
つまり整理整頓された空間は、心の整理整頓を助け、一種の瞑想状態を呼び起こす。

Shunmyō Masuno is one of a vanishing breed, a 21st-Century ishitate-so (literally “rock-setting priests”),
枡野俊明は、21世紀の石立僧として消えゆく存在であり

a term of respect given to Zen priests who design gardens reflecting Zen ideals as part of their ascetic practice, with great importance given to rock placement.
禅僧が修行の一環として、禅の思想を取り入れた庭園を造る際、石の配置を重要視していることから「禅僧の庭」とも呼ばれている。

Centuries ago, many such priests existed.
数百年前は、そのような僧は数多く存在した。

Today only a handful remain.
現在では、ほんの一握りしか残っていない。

Masuno’s interest in rock gardens began when, as a boy, his parents took him to the garden at Kyoto’s Ryoanji Temple.
枡野が石の庭に興味を持ったのは、子供の頃、両親と京都の龍安寺の庭園に行ったことがきっかけだった。

“It was a kind of culture shock,” he wrote, “as if my head had been split open with a hatchet”.
彼は「それは一種のカルチャーショック」で「まるで手斧で頭を割られたようだった」と書いている。

Today his award-winning designs can be found in office blocks, apartment complexes and private residences from New York to Norway.
現在では、ニューヨークからノルウェーまで、オフィスビルや集合住宅、個人邸宅に、数々の賞を受賞した彼のデザインが採用されている。



欧米でこんまりメソッドが広まったのも、整理された空間がもたらす心への影響を、多くの人が実感したせいかも、とちょっと思いました。

日本人は貸した部屋を綺麗に使う、という評判は留学先でも結構聞きました。

それは恐らく掃除、整理整頓の習慣が身に付いている割合が多いからだと思うんですが、他の国から来た留学生たちは汚い部屋の人は本当に汚くて、結構ビックリします(笑)。

私は洗い物がシンクに溜まっていると、すごく気になる(片づけたい)んですが、何日分でも放っておく人は割と居たような・・・(笑)。

部屋の状態は心身に影響すると思うので、そのことをこんまりさんが全米に広めたのだとしたら、本当にすごい偉業だと思います。


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