映画「アバウト・ア・ボーイ」より:
I’m really, really touched.
本当に感激だよ。
「アバウト・ア・ボーイ」2002年の映画で、
ヒュー・グラント扮する、自己中でちゃらんぽらんな独身貴族・ウィルが
突然彼の生活に入り込んできた少年・マーカスによって
次第に生き方を変えていくという、ほのぼの感動ストーリーです。
父親のヒット曲の印税のおかげで、優雅な独身生活を送るウィルは
定職を持たず、気ままなその日暮らしを楽しんでいる。
ある日、妹の家に呼ばれたウィルは
彼女の生まれたばかりの娘・イモジェンの名付け親(godfather)になって欲しいと頼まれる。
このフレーズは、それを聞いて面食らったウィルの第一声です。
実際には、こんなセリフになっています。
Listen, I’m really, really touched.
聞いてくれ。すごく感激だよ。
But you must be joking.
だけど冗談だろ。
I couldn’t possibly think of a worse godfather for Imogene.
イモジェンの名付け親に僕ほど不適格な奴はいないよ。
You know me. I’ll drop her at her christening.
僕がどんな人間か知ってるだろ。洗礼式でイモジェンを落としかねないよ。
touch には「さわる、触れる」といった良く知られた意味のほかに
「感動させる」という意味もあります。
ある人の言動が、自分のハートにタッチした = 感動させられた、いうイメージでしょうか。
名付け親になると、毎年誕生日のギフトや、
その子の成長に合わせた祝い事などにも参列せねばならず、
好き勝手に生きているウィルにとっては
いかに妹の頼みであっても引き受けられない大役なのでした。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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