ホワイトカラー シーズン2 第6話より:
You’re playing with fire.
お前は大きな危険を冒しているぞ。
保険調査員・サラの告発により、
不法侵入と窃盗の罪で逮捕されてしまったニールだったが
ピーターの計らいによって、何とかドノバンの調査に復帰する。
しかしピーター自身、ニールがケイトのことになると
見境を無くしてしまうことを知っており
今回のケイトの告発も間違いではないだろうと悟っていた。
そこで忠告の意味もこめて、ピーターがニールに言った一言が今回のフレーズです。
play with fire は「大きな危険を冒す・潜んでいる大きな危険に気づいていない」という意味で
まさに日本語で言う「火遊び」に近いニュアンスではないかと思います。
これは文字通り、火災に繋がる火遊び、
または、初めは大丈夫、大丈夫、なんて言っていたのに
気づいたらとんでもない大事になっていたり、
修羅場を迎えるといった男女の火遊びにも通じるイメージですね。
ここでピーターの指す「出火元」はもちろんサラのことで
ピーターはこんな風に言っています。
You’re playing with fire.
お前は大きな危険を冒しているぞ。
Sara is like a tornado in heels,
サラはハイヒールを履いた竜巻みたいなものだ。
and you’re please, please don’t reduce me to a trailer park.
頼むから俺をトレイラーパークに押しやらないでくれよ。
最後の「トレイラーパークに押しやる」とはどういうことかと言いますかと
まずトレイラーパークというのは、キャンピングカーで滞在できるキャンプ地のことです。
そしてこのトレイラーパークには貧困層の人たちの住居という、もう一つの顔があります。
経済的に困窮している人たちが、
持ち家やアパートより安価なトレイラーハウスに暮らしているわけです。
ですからピーターが言っているのは
ニールが何かをやらかした場合、自分も減給か下手すると辞職せざるを得なくなる、
それだけは勘弁してくれよ、というわけです。
余談ですが、トレイラーハウスと聞くと私が思い出すのは
ハリウッド女優のヒラリー・スワンクです。
彼女が映画「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー主演女優賞を獲ったときに
「私はトレイラーハウスから出発して、ようやくここまでたどり着いた」
ということを話していて、たったその一言で誰もが、彼女がこの舞台にたどり着くまでに要した
並大抵ではない努力が想像できたスピーチでした。
逆に考えるとそれだけ“トレイラーハウス=貧しい”というイメージが強いとも言えるのかもしれませんね。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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