ホワイトカラー シーズン2 第8話より:

It’s hard to picture you at a big financial firm.
あんたが金融業界人なんて、想像つかないな。


エンジニア殺人事件を調べるため、ピーターは敏腕会計士に扮し
容疑者であるケントの会社に潜り込むことになった。

本来ならこんな役目は自分のはずなのに、と少々不満げなニールが
ピーターに言った一言が今回のフレーズです。

picture は「写真、絵画」という意味のほかに
「想像する、思い描く」という意味にも使われます。

hard to~ は「~しがたい」。

financial firm は「(銀行、証券会社、保険会社などの)金融業界」を指します。

これは多少ピーターをからかうようなセリフに聞こえますが、
負けじとピーターもこんな言葉で応戦しています。

I was recruited by several fortune 500 companies.
私はフォーチュン誌に載るような優良企業からだって、いくつか誘いを受けたんだぞ。


recruit はあの日本の有名企業・リクルートの recruit ですね。

「新入社員、新しく迎え入れる」という意味ですからつまり、
ピーターは新卒のころ、FBIに入る道のほかに、
フォーチュン誌(アメリカの有名経済誌)に載っているような優良企業に入る道もあった、
というわけです。

それを受けてニールはこう返します。

In some alternate universe, you’d be wearing power ties, doing power lunches, flying corporate jets.
もし違う世界にいたら、あんたは高級スーツを着て、豪勢なランチミーティングをこなして、社用機で世界中を飛び回ってたかもね。


暗に「FBIよりそっちにすれば良かったのに・・・」と言いたげなニールです。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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