ホワイトカラー シーズン2 第13話より:
For a rainy day.
もしもの時のために。
フォードは若かりし頃、ジューンの夫・バイロンと組んで
怪しい裏稼業をしていた過去があり、
今回ジューンの家を訪ねたのも、
彼女の夫が隠していた偽造100ドル紙幣の原版を手に入れるためだったのだ。
フォードは、詐欺師として最後の大勝負を賭けるべく
刑務所で知り合った連中と、紙幣偽造を計画していた。
しかし完璧と思われたフォードの計画は、ピーターとニールに阻まれ、
彼に更正を奨めるニールの手を振り切って、フォードは雲隠れしてしまう。
今回の事件を通して、最後まで裏稼業を辞めなかったフォードと
ジューンと出会って足を洗ったバイロンという2人の詐欺師の人生を見て
感じるものがあったニール。
ピーターにも、こう言われてしまいます。
You know There’s one thing Byron figured out that Ford never did.
一つだけ、バイロンには分かっていて、フォードには分からなかったことがあった。(ピーター)
There’s no such thing as a final score. Only the next one.
詐欺師に「最後の大勝負」なんてものはない。また繰り返すだけってことだ。(ピーター)
Unless you figure that out, you’re gonna lose in the end.
そのことを分からないと、お前も最後には必ず負けるんだ。(ピーター)
figure out は「理解する、答えを出す」、unless~ は「~をしないと」、
ニールも考えを改めないと、いずれはフォードのようになってしまうぞ、というわけです。
今回のフレーズは、事件を解決し、一息ついたニールとモジーが
自分たちの将来について語り合うシーンで登場します。
So you got rid of the printing plate?
それで原版は廃棄しちゃったの?(モジー)
It may have found its way back inside the table.
(バイロンが隠していた)テーブルの裏で見つかるかもよ。(ニール)
For a rainy day?
もしもの時のために?(モジー)
Yeah. For a rainy day.
そう。もしもの時のために。(ニール)
バイロンとフォードの原版は、いまでも充分に通用するクオリティの物で
その行方を気にするモジーに「もしものために、元の場所に戻してある」と伝えるニール。
しかしこういう生き方を続けていくべきかどうか、しばし考え込むニールでした。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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